＞資本主義社会の企業の人の使い方に関して意見を述べると、 ＞内容は問題にされず...

質問になっていないような気がします、ですから回答ではなく感想を書きます。

あなたは世代論が好きで団塊の世代が得をして自分たちの世代が損をしているといつも書いていますが、それは年金などの金の出入りに偏った一面的な見方であり、社会参加という点ではあなたよりも一回り上の世代から団塊の世代は、若いころに今の人に比べると不公平としかいいようのない酷い扱いを受けてきました。

社会に対して何か発言しようとすると、自分が経験をしていないことは言うな、親に飯を食わして貰っている学生に政治を論じる資格はない、それを言って生計が立つのであれば言えばいい、なんてことを、大学の教授のみならず、親からも、世間からも言われました。

戦争中の教育を受けた世代が社会を支配していて、下の者が社会に対して発言することそのものを許さないといった感覚でしたし、戦争についても体験したことの無い者は批判する資格はないとされました。

ところが今はどうでしょう、学生ならぬニートがネットの中でも街頭でも好き勝手なことが言えます、差別もやりたい放題です、親に飯を食わして貰っているニートに政治を論ずる資格がないとは言われません。

愛国運動で生計が立てられるのであればやれ、などと言われたことも彼らは一度もないと思います。私の若いころは、政治運動をやろうとすれば、親が必ずその運動で生計が立てられるようになることを要求したものです。

戦争についても、丸で体験もなければ戦地に行った人から話を聞いた事もない人間が、ネットの中の自分たちに都合のいい情報だけを使って、植民地支配は無かった、慰安婦は存在しない、虐殺もなかった、などと言いたい放題であり、戦争に行ったことが無い者が戦争を語るなとは言われません。

中学、高校、大学まで、どこに行っても教師や教授は絶対的であり、批判をしようものなら、恩師を批判することは許されないと戦中派の教育勅語世代に決め付けられましたが、今はネットで仕入れた知識で、気に食わない教師を日教組と認定し、気に食わない教授を反日思想の持ち主と決めつければ、正義は自分にありといった感じで、誰にも咎め立てされず誹謗中傷をぶつけることができます。

この不公平はなんだと本当に腹が立ちますが、私の若いころには、若年の社会では下とされている者が、政治や地域社会や学校や企業の在り方に対して発言しようとすれば、目上の人である教師を批判してはならない、自分で生計が立てられる、言っていることで生計が立てられる、そのことに関する実体験がある、といった過酷な越え難い条件を突きつけられて、身動きが取れない状態に追い込まれました。そういう社会が日本だと思ってきました。

ところが今は、ニートでも社会体験無しの高校生でも、愛国活動で生計が立てられない者でも、好き勝手な社会に対するデマや、捏造された特定の民族に対する誹謗中傷も、嘘で固めた歴史認識も言いたい放題であり、今のネトウヨ世代は物凄く恵まれていると思います。

自分たちの若いころには無理難題でしかない条件を突き付けて発言を封じ込めたのに、今はネトウヨに好き勝手なことを言わせている日本に対しては、不公平極まりない社会であるという嫌悪感は間違いなく持っています。

お前は日本が嫌いだと決め付けて勝ったような気になっているネトウヨがいますが、人減が嫌悪感を持つにはそれだけの経験があってのここである現実を知るべきです。

補足について
70年代で止まっていてとこが悪いのですか、ここに書き込んでくるネトウヨは、40年代前半で思考が止まっています、それに比べたらマシだと思いますよ。