CDを買いに行こう @dnjbig
ロッキン・オン・ジャパンのゴールデンボンバーのインタビューのコピーの回りくどい説明、あれはロッキンオンだからこそのジレンマであり、面白さだと思うんですよね。
B’zへの敵対心はなんだったんだって思うようななんでもあり感、”ロック”って定義づけないといけないもの。
そのしがらみあわせて僕は大好きですね。
それってロック村にいるもののジレンマそのものでもあるんですから。
だからDOESの方のつぶやきとかも、言葉が足りないとはいえそういうもんだと思うんですね。
そこに寄りかからなきゃ説明ができなわけですから。
だからと言って特典や限定版で枚数を計上していく作品はやっぱりチャートに乗せなくていいと僕は思います。
欧米ではそうなっているらしいし。
それはそれで別もんでいいじゃないかなと思いますね。
だけどそういう音源を売る工夫を、例えばアイドル以外だと積極的にやってないのはどうかなとも思うんです。そこは矜持じゃなくて工夫ではないかという。
そういうロック側からのアイドルのアンチな意見に対してですね、反論、というか面白おかしく返信してる人もいてね。ツイッターで流れてきたんですが面白かったです。
それなんかは完全に金爆とかを持ち上げすぎで笑っちゃったんですが(金爆の新曲最高ですけど)、それはそれで嬉しいもんじゃないでしょうか。
今まではロック側の否定的な意見なんて相手にもされてませんでしたから。
軋轢が発生して拡大すればいいんですよ。
それがニュースソースになればいいんです。
ノリPも弟逮捕されてチケット売れだしたらしいですから。
ロックにはもっと不良が必要なんでしょうね。
あきらかなアイコン。カリスマでもいい。
問題児でもいい。ニュースになるような人。面倒くさい人。
飲み屋でネタにされる人。
コミュニティに閉じこもって、この国は鎖国だとか、アイドルは操られてるだけとか、そんな変わんないし立派なもんでもないだろうって。
ロックもアイドルもアニソンも。実際は。
みんな自己を確立しながらその独特のイズムを野太くしていってますよ。
少なくともアイドル、AKB48にそれを感じない人のほうが鈍感すぎるだろうって思いますもん。
むしろロックバンドにはその自覚がないことが問題じゃないかって。
プロレスをやってやろうっていう気概ですよね。
THE WHOのピートタウンゼントは無駄に風車弾きするわけですから。
合理的じゃなくてもいいんです
それに作品のレベルをあげるってことにストイックなのはJ-POPのほうかもしれませんよ。
少なくとも音楽として平たく聴いたら。サウンドプロダクトに非情なとこあるしね。
でも、まぁやっぱり僕はロックですね。
好きなのは何?って聞かれたら。
やっぱり。
日本のポップカルチャーの魅力に最大限の敬意をもちながら、それを踏まえた上で
ロックをシェアしたいですね。
そこがなきゃつまらないってだけなんですけどね。
あとロックで騒ぐのは楽しいと思ってますから。
何より。
”ミッシェルガンエレファント”ショック経験してますからね。
あれが70万枚売れた時代を見てますから。
イギリスみたいなチャートになるんじゃないかと思ってワクワクしたんですから。
ロックフェスがこの国で始まるときのあのドキドキ感を体感してますから。
やっぱりいろんな音楽好きなんだけど、そこがおらおらっ!て、いる上で、
ポップソングのいびつなギミックも楽しめるんです、あくまでも僕はですが。
今年は漫才もなんか下手でもいいから、
なんかやらかしたなぁって感じのをやりたいんです。
キングブラザーズみたいなの。
ガレージパンクみたいな漫才。
ただ二人がくだらねぇって笑っちゃうようなの。
それがニュースソースになればいいんです。
こういうのもアリなんだって思わせれるようなの。
それをガンガンテレビでやれたら最高ですね。
欧米のルーツ指向は大歓迎。
ブリティッシュインベイションかってくらいイギリス勢がアメリカで大ヒットかまして。
それがことごとくルーツミュージックじゃないですか。
でもやっぱりそれはUSインディーを通過した新しさも含まれてなんですよね。
フジロックなんかではあるんだけど、リフをみんなで合唱とかさ、
あぁいうの日本のライブハウスでもあるといいんですね。
これはDJでトライしたいところですね。
要は教育ですね。
それは面白くないですか?っていう提案でもある。
EDM(エレクトリックダンスミュージック)とロックはとしっかりクロスオーバーしたほうがいいなぁって思います。
去年のサマソニみたいなのは単純にフィジカルな問題ってだけでも見逃せない。
騒げる、踊れるっていうね。
やっぱりEDMを踏襲できてるのはK-POPやアイドルソングじゃないかと思うんですね、
日本では。
そこも自分のイベントでは絶対に抑えていきたいんですよね。
K-POPはあまり聴いてないし、乗り遅れましたが、アメリカのバカっぽいEDMはかなりかけていきたい
それがロックじゃないって言われたりしたら、そこまでは面倒くさくて賛成できましぇんって感じですが。
ギターがなきゃロックじゃないとか・・・まさかね。
まだいる?
最近のモー娘。とかEDM一直線で本当潔い。
しかも曲がいいっていう。
誇りに思いますよね、日本人として。
やっぱりそうなるとアイドルは面白いんですよね。
胃袋がタフ。
飲み込む飲み込む。
最近だとももクロの「黒い週末」に衝撃うけました。
なんたる情報量じゃいと!その一つ一つは意外にクラシカルなギターのリフやソロだったりね。
「ミライボウル」みたいにキラキラしてないけど、こういのがさりげなくカップリングにある強さっていうか。
あとは物語性。
ももクロの号泣必死(だったらしい)紅白のパフォーマンスやもはやドキュメントそのもののでんぱ組の新曲なんかはその至宝ですよね。
もうそれやられたら本人いなきゃ成立しずらいってくらいの俺節がね・・
あれがグッときちゃいます。
逆に曲をかけるってことで楽しむ場合、ダンスのコピー以外のことやらないと無理だなぁって。
そのイズムを踏襲できてなきゃやれないなぁって。
うEDMにリアルにタッチしてるもの、物語性、サンプリングするにしてもオールドスタイルなクラシカルなものをつなぐことで新しく聴かせる、そういうのがもっとロックでも出てくればいいなと思います。
THE BAWDIESも素晴らしいけど、不良じゃないんだよなぁって。
かっこいいんだけど、もう一組どうしようもないのいないかなって(笑)
ほら僕もロックとアイドルを分けて話してるように思えるでしょうけど、
リスナーの立場的にはどっちでもいいって感じなんですね。
聴いてる側はよければ聴くってだけだから。
でもバンドやロックってシーンで語らないとなかなかフックアップできないんではないかなと思ってます。
そうしないとバンドが続いていかない現状もありますよね。
それは嫌なんですね。
お笑いでもそうだけど、辞めるとか解散とかって一番聞きたくことなんですよ。
そういう意味でrockin'onのベストアルバムはらしいっちゃらしいチョイスでしたね。
やっぱりシーンなんですよね。役割としてのMUSEを評価してる感じ。
メジャーって感じがします。
それを引き受けてるんでしょうね。
そういう意味ではどっちからも評価されるジャック・ホワイトが一番凄いのかとか思っちゃいます。
山崎さんはシーンじゃなく純粋に耳で聴いてって言ってるけどね。
とてもそうには思えない。
そこがまたいいんだけど。
バランスとれてるかもなぁって思いますから。
以下、僕の気になったアルバムです
THE XX/COEXIST
彼らは真摯なんですよ。熱量半端ない。
ヤングマーブルジャイアンツやスリッツを好きだった18歳の頃の僕だったら
間違いなく夢中になってた。
もちろん今でも一リスナーとして楽しみです。
ミニマムなサウンドで狂気すら漂う空気感ね。
ひんやりとした殺気。
孤高ですね。
同じ女性ボーカルでもいきものがかりとここまで違うっていうね(笑)
ここでいきものがかりを思い出してしまうのがね。
だって両方好きなんだもん。本当に。
イギリスのロックバンド全滅の中で、そこを引き受けるでもなく、
ただ真摯に作ったってのがね、彼らの姿勢なんだろうね。
それはそれで嬉しいじゃないですか。
そんな人がいるってことに。
YouTube: The xx - Sunset (Jamie xx Edit)
かけるならこれっすかね。
いいっすね。
マムフォード&サンズ/BABEL
YouTube: Mumford & Sons - I Will Wait
この間久保ミツロウさんと能町みね子さんのオールナイトニッポンに元旦ゲストで出演したときもカルチャーコーナーで紹介したニューフォークグループ。
フォークだよ!!!!
フォークが熱い!って!!!
ライブバンドですよね。
アメリカではグリーンデイのアルバムの4倍売れたとか。マジかよって最初は思いましたね。
曲は相当いいです。
ジャイアンナイトでは年末かけて、アイリッシュパンク風にみんなを走らせました(笑)
熱血なんですよね。
フォークなのに批評的じゃなくストレート。
ボクは怒髪天と同じものを感じてますよ。
そうそうポーグスなんかとつなげたいですね。
アデル以降、イギリスで発生するこのトラディショナル音楽のブームは
ジェイク・バグみたいなスターまで生みましたね!
YouTube: Jake Bugg - Two Fingers
彼とパーマヴァイオレッツは要チェック。
ちなみにパーマは2月2日に来日!
大谷は仕事でいけず行った人感想聞かせて!!
YouTube: Palma Violets - Best of Friends (Official Video)
これは本当いい曲。
フランクオーシャン/CHANNEL ORANGE
べたですいません!!
でもやっぱりこれは絶対に時代の節目としても取り上げてないといけない。
アダム・ランバードもゲイであることをカミングアウトした今、アメリカでは同性愛というものがカウンターカルチャーとイコールで語られるようになりましたね。
もちろんレディガガの功績(大統領に会ったんですもの)はでかい、オバマの誕生もでかい、
でもそれ以上にSNSを含めた市民革命の表れかなと思うのですね。
そんな時代にもっとも同性愛差別の激しいUSのヒップホップ/ソウルシーンの中からそれをカミングアウトしたってこと、その上でこんなナーヴァスで繊細で時に虚無的なソウルミュージックが誕生したってことがね、時代の節目だと思うんです。
チルウェブやベッドルームミュージックと呼ばれるものからまた一つ新しいのが誕生したなぁって。
大げさでなくマーヴィン・ゲイが出てきたときもこんなんだったんじゃないのかなぁ?
もうね、でかいよ。
これでいろんなものが崩れるし、いろんなクロスオーヴァーミュージックが
産まれる予感がします。
これは買ってほしいなぁ
YouTube: Frank Ocean - Thinking About You (Official Video)
グラミー最有力候補
まぁエラそうに能書き垂れてますが、それもこれも音源を買っていってもらいたい願いから。
どっちがいいとか悪いとかじゃなくてね、賛否両論結構なんで、とにかく興味をもってもらいたい。
音楽ってそういう多角的に楽しみだすと、コミニティジャンルでも違う楽しみ方ができるでしょうしね。
ポップソウルミュージックとして東京女子流を聴いてみるなんて今いいと思いますよ。
というわけでみなさん、ぜひ沢山音楽を聴いてライフを彩ってみてください。
お時間あるときはぜひとも僕のパーティー”ジャイアンナイト”で踊りに来てくださいませ!!!
大谷へのメール・・・
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