五回一死満塁でも遊ゴロ併殺に倒れうつむく【拡大】
初対戦となった右腕は8四死球を出すなど、ボールが荒れていた。狙い球も絞りづらく、水谷チーフ打撃コーチも「どこに投げてくるかわからん。たまにストライク入れてくるから」と困惑した。だが、良太は「強引になってしまった感じ。打ち急いではないけど、強引になってしまった」と自らの責めた。
試合前の時点では、今季7打数3安打1本塁打10打点、打率・429と新満塁男に名乗りをあげていた。期待も大きかった分、失望感がマンモスに充満した。
壁にぶつかれば、努力で乗り越えるのがこの男のスタイル。次こそは、満塁のチャンスでド派手な一発をぶちかましてくれるはず。逆満塁男の呼び名なんて要らない。 (西垣戸 理大)
(紙面から)