[2013年5月29日]

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臨床試験の利益相反問題に提言,日本高血圧学会

利害関係が強い企業の籍公開や契約による規律を提示

 日本高血圧学会は,4月下旬に東京都で開いた臨床試験に関わる第三者委員会の第1回報告書を5月25日に公式サイトで公表した。同委員会は,学術誌から論文が撤回されたKYOTO HEART studyを機に,より重要性が増した臨床試験の利益相反の問題などを議論し,その方向性を見いだす目的で設置された。同報告書では,臨床試験に携わる者が企業と大学の双方に籍がある場合は,より利害関係の強い企業の籍を公開することや,利益相反のコンプライアンスを保持するための方策として,資金提供額が大きい臨床試験では契約という法的な枠組みを活用するなどの見方を示し,利益相反問題の改善に向けた提言を行った。

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