三日月喫茶の回顧録

みりが見た記憶。


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今日まりは貸金庫室内に閉じ込められました(;ω;)




まりのお店にある貸金庫は、
入退室をコンピューターで管理していて
鍵を所定の場所に通さないと自動ドアが開かず出られないようになっています。


まりは今日、そのコンピューターの立ち上げと貸金庫室の自動ドアをオンにする初めての当番でした。


一度先輩に教わったので、1人で出来るもん←とばかりにコンピューターを立ち上げる前に颯爽と貸金庫室に行き、お部屋の外にある自動ドアの電源をオンにして、貸金庫室に入りました。


ゴミとかないかな?なんて見回りをして、さて出ようと入り口を振り返ったとき、
起動し始めた自動ドアがゆっくりと閉まっていきました。



……あれ?

えぇと…

自動ドアが閉まる……

…パタン。

…閉まった…えーと…えーと…



あれ?!まりどうやって出るの???!!!






あ、いや、電話…電話があったな(´ー`)

この専用線で営業室に繋がるから…

ガチャ…





───シーン………




…まだコンピューターの電源入れてないんだった!!!




いやいや…待てよ待て待て…

あぁ!防犯カメラがあるぢゃん(´ー`)



まりに、気付いてーヽ(´ー`)ノ










……だからコンピューターの電源入れてないんだってばッッ(>ω<)






あれれ?
いやいや、何かあるよね何か。

まさか閉じ込められるなんてそんなそんな…
えーとえーと…

何か手段があるよね…

何かあるある…
























ない!!!!!


な、ない?!








……………ない。









………………(^ω^)






コンピューターが起動していない以上、何も為すすべがありません。











さぁもうこうなったら最後の手段。













スー


















開けてえええええええええヽヽ(゜Д゜ )












www








でもこの期に及んで“照れ”のあるまり。


大声は出せませんでした(/ω\)


ドンドンドン、ドンドンドンドンドンドン、ドンドンドン

と、一定のリズムで開かない自動ドアを叩くまり(笑)


でも誰も気付いてくれない(>ω<)


まりが営業室内に長らくいないことに
誰か気付いてくれるかな…
まりが貸金庫の当番だって
誰か知っているかな…
まりがさっき貸金庫室に向かったところを
誰か見ていてくれたかな…


なんて考えてみたけれど


たぶんの絶対誰も気にしていない!!!


と思ったら

無償に悲しくなってきて(;ω;)




まりは、此処に、いるよう(;ω;)

と、か細く呟いてみたり。


誰からも気にしてもらえないって

なんて寂しいんだろう(つω;)


スリ硝子の自動ドアにぴったりくっつきながら←(笑)
半べそになりつつドンドンドアを叩いていたら…



人影!!



せっ先輩!!




『あああせんぱあああいヾヽ(;д; )』

ドンドンドンドンドンドン


『…え?!なに?!誰!?どしたの?!』


『そこの、その扉の横の電源をぉぉオフにしてもらえませんかあああヽヾ(;д;)』


『え、やだ、なに、いつからそこ…』
カチッ



ガー



うわあああん…まり無事救出(;ω;)







もぅソッコー、笑い話でしたけど。(;ω;)




可哀想なまりちゃん…(;ω;)



結構、地味に焦ったんだよ…(つω;)


あの、自動ドアが閉まる瞬間が妙にスローモーションで。

えーと…閉まっていいんだっけ?
と考えている私…



例えば防犯カメラが起動していたとして
モニター越しに
同僚が、ピョンピョン飛び跳ねて
た す け て え ー
て口パクしている図とか、

まりがそのモニターを発見したら、
爆笑して
みんなを呼んで
指差して笑うよなぁとか(性格悪ッ笑




まぁスリ硝子の向こうで
へばりついて助けを求めた今日のまりも
当然、昼飯時の恰好のネタだったんですけど(;ω;)





みんな、気をつけてね…(;ω;)

そしてこれからも…

まりのこと、気にしてね…(;ω;)



















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