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【芸能・社会】

舘ひろし 浅野温子 映画「あぶデカ」以来8年ぶり共演

2013年5月30日 紙面から

8年ぶりの共演で初の夫婦役を演じる舘ひろし(右)と浅野温子=東京・赤坂で(近藤正規撮影)

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 俳優舘ひろし(63)が7月スタートのTBS系金曜ドラマ「なるようになるさ。」で主演を務め、女優浅野温子(52)と初の夫婦役で共演する。舘と浅野の共演は、CMを除けば映画「まだまだあぶない刑事」(2005年10月)以来、約8年ぶり。脚本は橋田壽賀子さんで、2人が橋田ドラマに出演するのは初めて。東京・赤坂で浅野とともに取材に応じた舘は「2人に夫婦をやらせてみようと(橋田さんが)考えたことを尊敬する」と、“あぶない”タッグでの夫婦役に自信満々!?

 橋田さんが新作の連ドラを手掛けるのは、同局系「番茶も出花」以来16年ぶり。定年間近の会社役員・大悟(舘)と妻の綾(浅野)を軸に、家族の在り方を問うホームドラマ。出演はほかに志田未来(20)、関ジャニ∞の安田章大(28)、紺野まひる(36)、泉ピン子(65)ら。6月初旬から撮影に入る。

 舘と浅野は、日本テレビ系で1986年から放送されたドラマ「あぶデカ」シリーズで刑事を演じ、中心メンバーとして活躍した。舘は浅野を含め、長年共演した柴田恭兵(61)や仲村トオル(47)ら「だれと共演しても別の力がわいてきてハイになる」と“あぶデカ”仲間を称賛する。

 8年ぶりの共演でもブランクを感じさせず、息ぴったり?の掛け合いを見せる舘と浅野。取材中も互いの発言に夫婦漫才のように突っ込みを入れる。舘は親しみを込め「オンコ(温子)」と呼び、浅野は「タッちゃん」と呼ぶ。舘は「ツーと言えば(カーではなく)ツー。かみ合わないところがすごい」と仲の良さを独特の表現で説明。

 浅野は夫婦役に「何で私たちなんだろう」と笑いながら「『あの夫婦、面白いよね』ってなったらいい」とドラマの展開に期待する。

 実生活で夫婦になれるかとの問いに、舘が「もちろん。僕の理想の妻」と即答すると、たちまち浅野は「うそつき!!」と否定。やはり“ツーカー”にはなれない!?

 橋田ドラマは長ぜりふで有名だが、舘は「よくぞ(自分たちをキャストに)選んでいただいた」と大喜び。アクションシーンもない橋田ドラマは舘にとって「非常に遠いところにある」存在だったが、「挑戦したい、やってやろうという気持ちが出てきた」と意欲を見せる。“あぶない”2人が橋田流と絡み合い、どのような夫婦像を見せるか注目だ。

 

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