三日月喫茶の回顧録

みりが見た記憶。


テーマ:
まりは店頭にはあまり出ない事務のお仕事をしていますが
久し振りに接客をすると
何故かたびたび、お客様からものをもらうのです。


大したこともしていないのに

とっても感謝されたりして

これが仕事だってのに

ありがとうありがとうって

今日はお菓子をもらいました。


いつも接客をしている子ならともかく

なんでこうも、たまに出るまりが

素敵なお客様にばかり当たるのだろう。


まりはそんな自分の境遇に感謝しなきゃいけませんね。


まりのお仕事は、軽い気持ちでものをもらってはいけない類のものです。


場合によっては優越的地位に存在するため、法に触れます。


なのでまだ新人の頃、お客様に
タオルハンカチをいただいたとき
とても断れなかったまりは

誰にも言えずに、ドキドキしながらこっそりお家に持って帰りました。


今日はコージーコーナーのマドレーヌを箱でいただいてしまい

さすがに一度は断りましたが

いいの、いいの、ぜひ!

と言うので

では、上席からご挨拶させていただきたいので…
と申し上げると

いやいや、やってくださったのはあなただから!
あなたに、ね。

と仰り、帰ろうとするのです。


もうこうなったら困り顔で遠慮している場合ではありません。
ありったけの御礼を飛びっきりの笑顔で申し上げることが大事です。



ふうむ、何なんだろうなあ。


まりにはモノモライの相が出ているのだろうか。


いただいたマドレーヌをみんなに配りながら

自分は、世界に何か出来ているだろうか、と焦りを感じた。


全然“良い人”になれないあまりにも未熟な自分が

何故こんなにも良い境遇にいられるのか

不思議すぎて焦った。


感謝しなきゃ、恩返ししなきゃ、と思う。


それはいただいた“モノ”に対する感謝ではなくて

当たり前のことに感謝できるあのお客様の気持ちに垣間見えたこの世界の素晴らしさと
人との関わり合いの中に存在する温もり、を教えていただいたことへの感謝で、

それをそっくりそのままあのお客様へお返しするのではなく

自分も同じようにそうゆう目に見えない心の豊さを周りの他の人へ伝達させること
が、所謂恩返しであり
それがこの世界の“平和”に繋がるのだと

結構本気で思うのです。


昔、そんな映画があったんだよね。


みんながみんな良いことをすれば世界は平和になるんぢゃないかと思った少年がいて、どうのこうの…
みたいな内容だったんだけど
そのあらすじだけを見て
面白そうだと思ったのに結局観なかったんだよな。

あの映画、最後はどうなるんだろう。


一概には平和といえない世界を見ると、
そう単純にはいかないんだろうけれど

映画くらいは悲しい結末でないことを願う。




でも果たして自分には何が出来るんだろう。

当たり前のこともできていないのに

どうしたらいいんだろう。


この感謝の連鎖が世界を救う、と本気で思うのに
自分が止めている気すらする。


どこかに困っている人、いないかな…(´・ω・`)



自分に与えられた使命が知りたい。

そんなもの、ないのかもしれないけれど。

これだったのかって気付いて
全うしたい。


やっぱり姉の言っていた占い師に会ってみようか。

まりは何のためにこの世に生まれ落ちたのか
聞いてみたい。


別に何の為でもなかったら、感謝しながら楽しく生きればいいかなぁなんて。(゚∀゚ゞ)




うひょ今日の記事はなんだかスケールが大きい!

カッコ良くまとめられないときは


自 分 画 で 強 制 終 了!!!












おやすみなさい。






Android携帯からの投稿
PR

気になるキーワード