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久慈などのがれき 八戸セメントへ搬入 混合物など試験処理

久慈市から搬入された木くずなどが混じった土砂

 青森県八戸市の八戸セメントで、岩手県久慈市などの震災がれきの新たな品目を処理することになり、試験処理が28日にあった。
 対象は、久慈市と岩手県普代村の不燃系混合物(土砂に木くずなどが混ざった廃棄物)計約1万5100トンと、洋野町の廃タイヤ約30トン。
 試験処理では両品目合わせて約40トンを搬入し、周囲の放射線量に異常がないことを確認した上、セメント原料にするため焼却炉に入れられた。
 約1週間後に判明する排ガス検査などで異常がなければ、6月中旬から本処理を始める。
 昨年5月から木くずを八戸セメントで処理している久慈市生活環境課の夏井正悟課長は「がれきの放射線に対する懸念が大きかったころから、八戸市には尽力してもらった」と感謝した。


2013年05月29日水曜日


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