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震災4か月後 日本海溝の海水が濁る5月30日 4時17分
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東日本大震災の震源からおよそ100キロ離れた日本海溝の海底では、震災から4か月がたったあとも堆積物が舞い上がり、海水が濁った状態になっていたことが分かりました。
深さ7000メートルを超える日本海溝はふだんは穏やかな環境ですが、度重なる余震の影響を受けていたとみられます。
この調査は、海洋研究開発機構などの研究グループが、深海の撮影を行うための特殊なカメラを使って行ったものです。
震災から4か月後に、震源から南東に110キロ離れた日本海溝の海底を撮影しました。
その結果、ふだんは海水の流れがあまりなく、穏やかなはずの、深さ7000メートルを超える海底でも、堆積物が舞い上がり、濁っている様子が確認されました。
これについて、研究グループは当時、度重なった余震の影響だとみています。
また、この付近の海底では震災の前、ナマコなど多くの生物が生息しているのが確認されていましたが、調査が行われた震災4か月後にはわずかしか確認できず、生態系にも影響が出ていたとみられています。
研究グループの小栗一将技術研究副主幹は、「深海の環境や生態系が今後、どのように変化していくのか、調査を継続する必要がある」と話しています。
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