上半期まとめ

今年の頭に
「『相棒』のようにすっきり解決する年に･･･」
と書いたのに、全くそうはいかない。

巷説百物語のように、
八方塞を双方立てて丸く治めるような事を
やってみないと先の見通しが悪い。

分かっただけでも進歩なのだが、
解決の一手を指すのは
太平が当たり前だと思っていた人間には
なかなか難しい。

泰平の
ねむりをさます
じょうきせん
たった四はいで
夜も寝られず

じょうきせん、上喜撰というお茶と
蒸気船（黒船）を掛けている。
四はい、しはいと読む。
四杯と四隻を掛けている。
表の意味は
穏やかな時は濃いお茶を四杯飲んだだけで寝られない。
裏の意味は
穏やかな時代は蒸気船が四隻来ただけで寝られない。

過去の事とは思えなくなった。

水木御大の言葉
「妖怪はねぇ、
（存在を）信じている人間は助けてくれるんですよ」

命は助けてくれるけれども、
人生を助けてくれない。
「自分で切り開け甘えてはいけない」

あぁぁぁ胃が痛い。