市は、平成18年3月に策定した庄原市地域情報会計画の中でCATV(ケーブルテレビ)事業を掲げました。
しかし、事業費を精査した結果、約91億円が必要なことが判明し、実施すれば他事業の中止や延期が懸念されるため、平成19年11月、CATV事業を凍結しました。
その代替手法として、テレビ共聴組合への補助、DSLと無線LAN事業者への助成、衛星ブロードバンドの整備を進めてきました。
近年の情報通信技術の発展に伴い、ブロードバンドは高速・大容量化が進んできたことを受け、平成23年3月の施政方針で、光ファイバー網の整備についてCATV事業の再検討を含めた調査・検討を行うこととなりました。
その中で、平成23年9月には住民および事業者を対象とした「高速情報通信網整備に関するアンケート調査」を実施しました。(アンケート結果については、こちら)
以上のような検討を行ってきた結果、平成23年11月、市は現時点の方向性を次のように示しました。
・市が現在公の施設等に敷設している光ケーブルを利用した超高速情報通信網の整備を行う。
・平成25年度以降に行う。
※CATV(ケーブルテレビ)の計画は廃止とする。
・現時点での事業費は、5.7億円を想定。
・複数年で実施し、財源は起債を予定。
・通信事業の運営は、民間事業者で行う。
・庄原、西城、東城地域の市街地部分
(市が敷設済みの光ケーブルの両側半径約500メートル範囲)
※そのほかの地域にも市の光ケーブルは敷設しており、将来の範囲拡張も可能です。今後、財源や加入者数なども考慮した年次的な整備の検討を行います。
方向性は現時点のものであり、市民の皆さんのご意見を伺って最終決定を行う予定です。
平成24年2月に市民の皆さんへ現在の方向性を説明し、ご意見をお聞きする「超高速情報通信網整備に係る市民説明会」を開催しました。
(開催内容については、こちら)
平成24年度に「市民検討委員会(仮称)」を設置し、現在の方向性について審議していただきます。
市民検討委員会(仮称)の審議結果をもとに事業の最終決定を行います。
※「用語解説」のご連絡については、ウェブリオまでお問い合わせください。
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