1992年の2nd。中2の時に出会ってから何回リピートしたかわからない人生の一枚。初めて買ったバンドスコアは何を隠そうこのアルバムです。テクニック、メロディ、ギターソロ、キーボソロ、全体の構成なにをとっても文句なしのプログレメタルのお手本のようなアルバム。アルペジオから始まるPull Me Underは1stアルバムの名残を感じさせる様式美メタル的な曲。2曲目Another Dayはアコースティックなバラード。3番Take The Timeは変則リズムが炸裂する変拍子ファンにはたまらない曲。4番Surroundedは爽やで簡潔な曲。5番Metropolis Part1は途中のインスト部分のギターとキーボのユニゾンが凄まじい。6曲目Under A Glass Moonはどことなくダークな気分。7曲目Wait For Sleeppは美しいピアノとヴォーカルの小曲。最後のLearning To Liveは11分30秒に及ぶ大作。結局全部名曲です。これを聴かずしてプログレメタルは語れない超絶名盤。
9thアルバム。6th、7th、8thと同じ音楽性。4枚連続で同じ感じで正直飽きてしまった。名曲レベルがないのも残念。かっちりしててかっこいいんだけど、6thアルバムReroute to Remainは超えられない。近頃この手の音楽のフォロワー達ががんばってるのでどうしてもそっちを聴いてしまう。次作では是非もっと新しいことをやってほしいなー。
★80
Come Clarity/In Flames
8thアルバム。基本的に6th、7thと同じ路線。1曲目Take This Lifeは名曲。個人的にはアコギで始まるタイトル曲が好き。ただ、デスメタル聴かない人が聴いたら全部同じ曲に聞こえるんじゃなかいかという感じ。もっと曲のヴァリエーションを増やしてほしい。もっと挑戦してもいいと思うし、ただのメロデスで終わってしまうバンドではないと思う。今後の進化に期待。
★80
Soundtrack To Your Escape/In Flames
スウェーデンのメロディックデスメタルパイオニアIn Flamesの7thアルバム。前作からのモダン路線はそのままにアグレッシブさが増した。アルバムとしては十分かっこいいんだけど名曲レベルが見つからないのが残念。まあ、前作がよすぎたのかも。お気に入りは2曲目The Quiet Place、3曲目Dead Alone、6曲目My Sweet Shadow、10曲目Superhero of the Computer age。
★83
Clayman/In Flames
5thアルバム。まだクリーンヴォイスがそんなに目立たないアルバム。やっぱり6th、Reroute to Remainからだな、音楽性が変わったのは。このアルバムまでは正統派メロディックデスメタルといった感じ。ギターのかっこよさは随一。2曲目Pinball Mapがお気に入り。基本的には4th、Colonyの音楽性と同じ路線。
★86
Colony/In Flames
4thアルバム。1曲目Embody the Invisibleのギターのかっこよさは異常。正統派メタルの流れを引き継いでいる。おなじみのアコースティックな曲がほぼなくて少し残念。名曲Behind Spaceのリメイク版が収録されているのがうれしい。
日本が誇る絶叫エモコアバンドenvyの3rdアルバム。本当に絶叫している笑。歌詞がよく聴き取れないけどかなり退廃的な歌詞みたい。ギターとドラムがうねるうねる。リズムもかなり凝っている。これはタダモノではない。変わったリズムを刻むドラムとクリーンなギターで静かに始まりミドルテンポに絶叫する2曲目Distress Of Ignorance、初っ端から飛ばしまくる4曲目Color Of Fettersがお気に入り。海外で人気があるみたいです。ドラムワークと静と動の対比が素敵な類稀なる激情音楽。
黒系ヴィジュアルバンドの2nd。へビィロック寄り。綺麗なメロディーと本格派低音デスヴォイス、メタル仕様のギター、退廃的歌詞が黒のイメージを思わせる名盤。前半はみんな名曲認定。特に1曲目Liberation chord、2曲目I'm sick, b'coz luv u.、3曲目roaring in the darkの3曲は隙がない。珍しく俺が歌詞を聴いてしまうくらいいい歌詞を書くバンド。曲もいいし文句ないです。