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育児休業3年 賛成は母親の半数に5月29日 5時0分
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議論となっている育児休業の期間を最大で3年とすることについて、子育て中の母親たちおよそ1000人に意見を聞いたところ、賛成としたのはおよそ半数で、制度ができた場合の対応についても意見が分かれる結果となりました。
この調査は、先月から今月にかけて子育て支援を行っているNPO法人がインターネットを通じて行い、子育て中の母親1032人が回答しました。
それによりますと、議論になっている育児休業の期間を最大で3年とすることについて、「賛成」は49.7%とおよそ半数で、「反対」が23.4%、「分からない」は26.3%となりました。
賛成という人からは、子どもがある程度成長した方が両立しやすい、3歳まではそばにいたいといった理由が、反対の人からは、3年のブランクは厳しいといった理由が多く挙げられました。
また、3年間の育児休業制度ができた場合の対応を尋ねたところ、専業主婦では半数近くが、3年間休んで復職したいと答えた一方、正社員では6割近くが3年未満の休みで復職したいと答えるなど、意見が分かれました。
調査を行ったNPO法人、マミーズサミット・全国ネットの東恵子さんは、「たとえ制度が整っても職場の理解がないと肩身が狭いという声が多かった。制度を作るだけでなく、利用しやすい環境作りが大事だ」と話しています。
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