引退決断は入門の何千倍も勇気がいりました
2013年05月29日 16時00分
女子プロレスラーの栗原あゆみです。今年の8月4日、後楽園ホールにて引退します。
引退を考え始めたのは実は2年前くらい。引退を決めるのは、プロレスに入門を決めるより何百倍何千倍も勇気がいりました。体のこと、将来のこと、いろんなことをいーっぱいいーっぱい考えて決断しました。ずーっと、ずーっと考えてきて自分で決めた引退の日が今年の8月4日です。
ただただ小さい時からプロレスが大好きで、北斗晶さんにめちゃくちゃ憧れて、将来の夢は「プロレスラー」以外はなかった! 入門して約10年間、入団した団体が差し押さえされたり、ストレスで甲状腺の病気になったり、退団してM’s STYLEに入れていただいたり、練習生期間が1年半かかったり、デビューして1年半でM’s STYLEが解散してフリーになって、鎖骨骨折して、ヤブ医者(本当に!笑い)に当たってしまい、悪化して骨盤を鎖骨に移植して1年半欠場したり…。
目まぐるしくいろんなことがあったけど、でもやっぱりプロレスが大好きだからとにかくガムシャラに無我夢中でプロレス人生を突っ走ってきました。そして突っ走ってきて今ここにいれるのは、私の師匠であるAKINOさんと大向さんはじめ、周りの方に本当に本当に恵まれて支えていただいたからです。
一番は、いつもどんな時でも応援してくれたファンの皆さんがいたから。
だからラスト2か月半、感謝の気持ちを私のプロレスに全部込めて、最後の最後まで戦い抜きます。てっぺん目指して!!! 8月4日、栗原あゆみの最後をたくさんの方に見届けていただけたらうれしいです。
栗原あゆみ
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