楽天守護神・青山がスランプに陥ったワケ
2013年05月29日 16時00分
<阪神4-7楽天(28日)>リーグ戦、交流戦でともに2位の楽天だが、悲願の優勝に向けて不安は尽きない。劇的な逆転勝利にも星野監督は「そんなことより四球、四球、四球。よう勝てたわ。ホンマに」と救援陣の不振を嘆くばかり。特に深刻なのは現在、守護神の座をラズナーに譲っている青山浩二投手(29)だ。この日は逆転直後の7回から登板したものの、一死から連続四球で降板。同点とされるきっかけをつくってしまった。
開幕から守護神を務めて失敗なしの8セーブと順調だったが、12日のロッテ戦(QVCマリン)でサヨナラ負けを喫すると急変。20日のヤクルト戦(Kスタ宮城)で復活セーブを挙げたものの、なかなか復調のきっかけをつかめずにいる。
いったい何が起こっているのか。青山は投手にとって生命線である腕の振り方を見失っていることを明かす。「(救援失敗をするようになってから)ヨシさん(佐藤投手コーチ)に『腕の振りがおかしいぞ』と言われて指導してもらっています。球自体は良くなっているんですけどね…」。試合前の練習中に外野で捕手を座らせて投げるなど、試行錯誤を繰り返しているが、どれもしっくりこない。そのうちに本来の形を見失い、混乱しているのが現状だという。
チームメートからの信頼も厚い男が、一度の失敗からドン底に落ちてしまう。これも野球の恐ろしさか…。
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