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宮城県庁ロビーコンサート応募わずか4団体 駆け込みに期待

仙台市内の女声合唱団が出演した2月の県民ロビーコンサート

 宮城県庁1階恒例の県民ロビーコンサートで、出演者募集に異変が起きている。本年度下半期(10月〜来年3月)の6回分の応募は、31日の締め切りを間近にした現在も4団体にとどまる。県は「例年は20団体近くあるのに」と困惑気味で、「奮って応募してほしい」と呼び掛けている。
 ロビーコンサートは1989年に始まり、90年度からは毎月1回の定期開催となった。県民と県庁舎に親しんでもらう狙いで、ことし5月で通算283回を数える。
 出演者は県内で活動する演奏家やグループ。例年は上半期、下半期とも約20団体が応募している。昨年募集した本年度上半期分には17団体から申し込みがあった。
 本年度下半期の募集は今月1日始まった。県の担当者は「秋から年末にかけては各地で音楽イベントが続くからか」と想像するが、それも例年通り。かつてない異変に「理由は分からない」と首をかしげる。
 県は募集期間の延長や時期をずらしての再募集も視野に入れるものの、担当者は「最終盤での応募殺到に期待したい」と話している。
 コンサートは毎月第4水曜日午後0時15分から30分間。出演はプロ、アマチュアを問わない。連絡先は県消費生活・文化課022(211)2527。


2013年05月29日水曜日


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