アニメ「らんま1/2」のヒロイン天道あかね役で知られる声優の日高のり子(50=写真左)と、「めぞん一刻」のヒロイン音無響子役で知られる島本須美(58)が28日、都内で会見を行った。
CS放送キッズステーションと日テレプラスでは、前記の作品のほか「うる星やつら」「犬夜叉」など高橋留美子作品のHDリマスター版を放送中で、夢のヒロイン対談が実現した。
日高はアニメ「タッチ」の浅倉南役の印象が強いが、実は「父が空手の先生をしており、子供の頃やらされていたので武道着には親しみがあった。小学校の時には男の子を突き飛ばしていたので、あかねちゃんと似ている」とか。
らんまの収録時を振り返り「雰囲気のいいセリフになると緊張しておなかが鳴る。ノイズでNGが何回もあり『またですか。いい加減にしてください』とよくしかられた。口が渇いて空気をのみすぎるのかも」と秘話を披露。さらに「あと、あかねの片思い相手の役に、タッチで組んだ三ツ矢雄二さん(58)がキャスティングされたことに驚いた。タッチの緊張感を思い出して、うーんという感じがあった」と苦笑いしながら明かした。
また「八宝斎役の永井一郎さん(82)が『あっかねちゃんのパンティー、大漁じゃー!」と喜々として演じてらっしゃって、大先輩があそこまでやられるので、後輩がしっかりやらなくちゃというのがあった。声優の仕事の素晴らしさを肌で感じ、本当に勉強になった現場だった」とコメントした。
一方、島本は「めぞんでは声をもうちょっと若い感じにしてと指示された。ただ、人気作品だけにイメージが違うとか、そういう視聴者のお手紙がよく届いていた。大ボケな点が響子と似ていると思うが、私は家族に言わせると仕切り屋なので、もし一刻館にいるとただし書きが多いかもしれない」と笑わせた。
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