負けないマー君“連勝キープ”
2013年05月29日 10時58分
<楽天7-4阪神(28日)>楽天・田中が28日の阪神戦(甲子園)に先発。6回5安打2失点で無念の交代となったが、降板が決定した直後に味方が逆転し、勝ち負けはつかなかった。
この日の田中は不調だった。試合前には「調子は全然よくない。でも、悪い中で相手をどう抑えるかを考えながら投げるのは楽しい」とポジティブな発言をしていたが、粘る阪神打線の前に球数が増えた。6回を投げ終え99球で降板。ベンチに帰っても、エースの表情はいつまでたっても冴えないままだった。
そんな田中が一瞬にして笑顔になった。2点ビハインドで迎えた7回。嶋、鉄平の長短打でチャンスをつくると、田中の代打・銀次が左前適時打。さらに一死二、三塁となると聖沢が、代わったばかりの2番手・加藤から逆転適時三塁打を放った。それまで散発4安打無得点だった打線が突如、奮起。誰もが「ついに田中の連勝が止まった」と思った瞬間の猛攻だった。
その後、救援陣が逆転を許したため、自己新記録となる開幕8連勝とはいかなかった。それでも連勝は継続中。運も味方につけたことで、まだまだ記録は伸びそうな気配だ。
チームは1点リードされた9回の猛攻で逆転勝ち。「いつも野手のみなさんに助けられています」と話す田中。自身の復調が重なれば、誰も手がつけられなくなる。果たしていつまで勝率10割を保つことができるか。
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