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いまさら聞けない!? 印刷・DTPの基礎知識

第十回 文章の読みやすさはどうやって決まる? 文字の大きさと文章の読みやすさ

文章の読みやすさは文字の大きさや文字と文字の間隔、行と行の間隔にも左右されてきます。文字サイズが小さいと文字を判読するために注力するため疲労度が増しますし、文字と文字の間隔が不均一の場合は見た目には美しくても視線が移動するときのテンポが一定ではなくなるため疲労を感じやすくなります。また、行と行の間隔も狭いと行末から次行の行頭に視線が移動するときに、次行の行頭を探す頻度が高くなって疲労度が高くなってしまいます。

作成するドキュメントの仕上がりサイズやドキュメントを見る年齢層などによって左右されるますが、一般的に本文の文字サイズは11~14Q(8~10ポイント)が最適とされています。なお、高齢者や若年層に向けたドキュメントでは、文字サイズを大きめにして判読性を向上させたりします。


文字間をプロポーショナルに詰めた状態。見た目には美しいですが、視線の移動テンポが均一ではないので疲労を感じやすくなります。


文字間が均等送り(ベタ組み)の状態。文字と文字の並びによってはアキが気になりますが、視線の移動テンポが均一なので疲労感を感じにくくなります。


行と行の間隔が狭い状態。本文の行間が狭いと次行の行頭を判別しにくくなります。


行と行の間隔が最適な状態。本文の行と行の間隔は、縦組みであれば使用する文字サイズの50~100%程度(行送りでは1.5~2倍)、横組みの場合は50~75%(行送りでは1.5~1.75倍)程度が最適とされています。

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