モテる男はつらい!? 俳優で反原発運動を続けている山本太郎(38)が27日、市民らと開いた集会で正式に参院選出馬を表明したが、熟女政治家たちがバトルする珍事が起きた。集会で山本は「出ます」と言い切った。反原発だけでなく、TPP(環太平洋連携協定)の反対を打ち出す。問題は選挙区か比例代表かなのだが…。
山本の希望は簡単だ。反原発や反TPPでまとまった勢力を作り、そこで統一の比例名簿を作る。そこに自分が名を連ねるのが理想になる。だから山本は会合に集まった生活の党、社民党、共産党などに「1つになってほしい」と訴えたのだ。
ところが、政党の腰は重い。それどころか熟女議員同士のギスギスした感じが露呈した。生活の森裕子参院議員(57)は「ぜひ東京選挙区で出てほしい。去年の失敗は繰り返したくない」と、嘉田由紀子滋賀県知事(63)を党首に立てた「日本未来の党」が失敗だったと指摘した。未来の党の分裂騒動の際に森氏と対立していた阿部知子衆院議員(65)もコメント。
「政党の都合で東京というのではなくて、彼の言ったことを受け止めて、(統一名簿作りを)あきらめない」と森氏と正反対の意見を言った。
さらに、阿部氏が社民党を離党するときにもめていた福島みずほ党首(57)は「山本太郎さんのことは大好きです」とニッコリ。続けて、「統一名簿を作ったら、選挙後にバラバラになるということはできない。一緒になる覚悟がないといけない」と森氏と阿部氏のいた日本未来の党をチクリとやった。
共産党も意見を述べたが、統一名簿はできそうもない。会場からは「足の引っ張り合いはやめて」とため息も。山本は「名簿をあきらめられない」とした上で、「(衆院選時の)円形脱毛症が今はこぶしくらいになってる。参院選が終わったらズルムケかも」と笑わせてもいた。
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