2013年 5月 29日
小豆島でオリーブの木が切られる
28日、小豆島町でオリーブの木19本が切られているのが見つかり、警察が器物損壊の疑いで捜査しています28日午前11時頃、小豆島町池田のオリーブ畑で、高さ約2.5メートル、樹齢8年のオリーブ約40本のうち19本の幹などがのこぎりのようなもので切られているのが見つかりました。管理するオリーブ栽培会社によりますと切られたオリーブは今年、約300キロの果実の収穫が見込まれ、被害総額は200万円に上るということです。27日午後5時頃には異常がなかったことから警察は27日夕方から28日朝にかけて何者かが切断したとみて器物損壊の疑いで捜査しています。

交通事故多発で岡山県警が緊急対策会議
今月、岡山県内で死亡事故が多発していることを受け岡山県警は29日、緊急の会議を開き高齢者への対策を強化することなどを確認しました。今月26日、高梁市の国道で車同士が正面衝突し59歳の男性が死亡するなど岡山県内では26日までの10日間で8人が死亡しました。岡山県では事故の死者数が10日間で10人を超えた場合「多発全県警報」を発令しますが県警は今回、発令に準ずる緊急事態としました。会議には22の警察署から交通課の55人が出席し、死亡事故の半数が交差点で高齢者が被害に遭うケースで、交差点における車両の取締りや高齢者への呼びかけを強化することなどを確認しました。県警では来月末まで対策期間として事故防止活動を行うことにしています。

大雨・台風に備えて訓練
梅雨や台風のシーズンを迎え土砂災害を想定した訓練が29日、岡山市の岡山国道事務所で行われました。訓練は台風で土砂災害が起き、県内4カ所の国道で通行規制されたという想定で行われ、岡山国道事務所の職員、50人が参加しました。訓練では災害現場からの情報をまとめ道路の復旧に向けた対策を検討するなど手順や連携を確認しています。去年7月には国道の通行止めなど大雨による交通規制が3件発生していて岡山国道事務所では「訓練で技術を身に付け、日頃の災害に備えたい」と話しています。

ひるぜん大根 初出荷
西日本有数のダイコンの産地、真庭市でひるぜん大根の収穫が始まりました。蒜山地域では高原の涼しい気候と火山灰の土壌がダイコンの生育に適していることから50年ほど前から栽培が始まり現在14戸の農家が27ヘクタールの畑で栽培しています。斉藤隆寛さんの畑では午前4時頃から作業を始め初日の29日は約1200本を収穫しました。収穫したダイコンは選果場に運ばれ水洗いしたあと大きさごと分けて箱詰めされました。蒜山大根の収穫は11月下旬まで行われ30日、岡山市などのスーパーで販売されます。