NHK受信料支払率、秋田95%、沖縄は44% 全都道府県で上昇
産経新聞 5月28日(火)20時21分配信
NHKは28日、平成24年度末の受信料世帯支払率の都道府県別推計を公表した。最も高かったのは秋田の95・7%(前年度比1・1ポイント増)で、最低は沖縄の44・3%(同2・3ポイント増)。全国平均は73・4%(同0・9ポイント増)で全都道府県で上昇し、現在の方法で集計を始めた18年度以降で最も高かった。都道府県別の公表は昨年に続き2度目。
支払率上位は、1位の秋田に続き(2)島根(91・8%)(3)新潟(91・0%)(4)山形、鳥取(90・0%)−の順。低い順では、47位の沖縄に続き(46)大阪(58・0%)(45)東京(61・6%)(44)北海道(64・5%)(43)京都(68・2%)−など、都市部でも低い傾向がみられた。全体の順位は、前年度42位の京都と43位の兵庫が入れ替わった以外は同じだった。
沖縄は秋田の半分以下ながら伸び率は全国最高で、NHKは「受信料契約の法人委託化など営業改革が進み、昨年結果を公表したことで現場の危機意識も高まった」と分析している。
最終更新:5月29日(水)12時27分