作品

春日野
姉はツンデレメイド奴隷
 僕には2人の姉がいる。
 2つ上の優しい杏奈”お姉ちゃん”と、4つ上の厳しい柚子”姉さん”。僕は末っ子。
 友達にはシスコンとか言われるが、実際そうかもしれない。
 お姉ちゃんは優しくて綺麗で、学校の男子の多くの憧れの的だった。
 もっとも柚子姉さんの方も美人なので人気はかなり高い。何でか僕には冷たいけれど。
意識操作・姉と弟
前編  読み始めはそんなかなり軽い気持ちだった。けれど、気づくと引き込まれていた。
 それは不思議な本だった。
 僕はまったく予想していない。
 これが原因で、あの淫靡な出来事が始まるということを。
中編  これは夢です、ええ、夢なんですとも。
 僕はただ、果物ナイフを使ってぶちスライムを殺しただけなんです。
 なのに。

洗脳実験室
 歴史、規模共に世界トップクラスの製薬会社。
 勇輝は会社のオーナーであり、影の支配者として君臨していた。
 さまざまな、黒い噂の絶えない会社だ。
 曰く、人体実験をしている。
 曰く、妖しげな薬物により市民を拉致し、洗脳している。
 実際に、その噂は全て正しかった。
洗脳・脳改造・調教
 都内、某ビルの地下20階へと降りる。
 彼は、彼の奴隷たちが働く部署の1つを訪れていた。
「おはようございます、御主人様」
 女達が一斉に立ち上がり、彼に挨拶をした。
「見事なまでに計画通りなのさ。誉めてつかわす」
「恐れ入ります」
 褒められる。勇輝は意図せずにかすれた声を出し、頭を下げた。
 部屋の扉をくぐり、男が現れた。白衣を羽織っている。
 その目の前に、少女が横たわっていた。
「術式を開始します」
 くちゅ………
 少女の脳に、編み棒のようなものが近づけられた。

ホームステイ
 夏。
 これ以上ないほどにクソ熱い、夏。最高気温35℃、最低気温28℃の夏。
 見知らぬ東京訛りの人が尋ねてきて、1週間ほど泊めて欲しいと頭を下げた。
催眠
ホームステイ

竜の血族・外伝 〜 瞳を受け継ぐ者 〜 
 触れるだけの口づけを交わし、僕はまた口づけをする。
「心配しないで。2人を傷つけるようなことは、絶対にしないから……」
「………うん、にいさま………」
 そう言ったのは、どちらの声だったか………。
魔術・ファンタジー
 動けなかった。
 声すら出なかった。
「にいさま!」
熱気が、身体を赤く染め上げていた。
暖炉で燃える炎と、裸を見られていることへの羞恥と、愛しい人に触れていることからの快楽と。
ペチャペチャ……………ピチュ………クチャ………
かつて母に、よく呪いの言葉をかけられた。
”お父さんみたいに、立派な大人になれ”と……。
「レオンフィールドが知ったようだぞ」
「誰が口走ったんです?」
 サリアの目に剣呑な光が宿っていた。
エイフィーナと対面した後、レオンはサリアと2人きりになった。
「話していただけますか? 僕の生い立ちのことを」
「ふ……ん………」
 人差し指をカギ型に曲げ、小さな唇にあてる。
 藍色の瞳に怒りの炎を宿し、彼女は侵入者を睨みつけていた。
 レミカは、ふと昔のことを思い出していた。
 無骨な石造りの部屋の中。
 たった1枚の毛布にくるまり、少年が涙を流していた。
 風呂上がり。
 失神したリスフィーナを脱衣所へと移し、軽く頬をはたくとすぐに復活した。
「お姫様抱っこで寝室まで運んで欲しかったのです」

彼と彼女のせかいせーふく
 女は、男を見下ろしている。
 男はこの話の主人公こと、倉木 優であった。
 硬い手術台に大の字に横たわり、動けないように手足にはがっちりと鋼鉄の錠が嵌められている。人間の力では抜け出せそうにない。
薬品
前編 「お兄様、参りますわ」
 きらりんっ、と注射器の針が光った。中には、どどめ色の液体が入っている。
 女の瞳は、逝っていた。
 それを受ける男の瞳も、逝っていた。
後編 倉木 優  諸君、私は快楽に屈服する美少女が好きだ
後編 倉木 雄  日が沈み、夜が訪れた。
 俺はソファに座っていた。美奈は裸で俺の膝の上に座っている。

相川さんの楽しい世界
 男は狂っていた。理由はない。いつ狂ったのかもどこで狂ったのかも覚えていない。
 産まれたときから狂っていたのかもしれないし、男が知らないだけで何か凄絶なきっかけがあったのかもしれない。
 とにかく、男は狂っていた。
薬品
相川さんの楽しい世界

彼と彼女のせかいせーふく2
「ぶち殺すぞ、ゴミめら………」
 貴方は天然ですか? 養殖ですか? それとも中の人ですか?
洗脳・発情
プロローグ 「お兄様………こんなものを造ってみたんですが」
”こんなもの”、の両肩に手を置き、美奈は満面の笑顔で兄に陳情した。
前編  予想外、だった。
「ユウ……ねぇ、ユウってば………起きてよぉ」
 ありえ、ない。
中編 「どう、すればいいですか?」 
 こぶりな胸を押し付け、上目遣いで男を見る。
「口で、してくれないか?」
後編のいち  和む。
 素肌にTシャツ1枚のひんぬーの少女が隣で眠る。
 そしてその少女の抱き枕と化している俺。
後編のに 「生理が止まりました」
 妹がそう申告したのが、はじまりのはじまり。


 

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