ASUS Eee Slate EP121で絵を描くために買いました。
この機種にはボタン無しのペン、2ボタン式のペンがありますが、細くて握りにくい為期待を込めて発売を待っていました。
留意すべき点がいくつかありますが、個人的には「買い」では無いかと思います。
【付属品】
換え芯:ノーマル2本+エストラマー芯3本
※既存のペンタブ芯より若干細く、これまでのペンタブ芯を使い回す事は出来ません。
【ボタン数】
1つ
ボタン自体に凹凸はないが、適度なクリック感のあるボタンで不満は感じない。
【見た目・質感など】
カーボンファイバー製の市松模様は高級感があり見た目は文句なしです。
太さも付属品のペンよりもあり握りやすいのですが、素材の関係上とてもサラサラした手触りです。
ペン全体的に凹凸が無く、指の引っかける場所がない点と、この時期乾燥してくると指先のグリップが無くなってくるため、私はシールタイプの滑り止め(※1)を貼って使っています。
(※キャップと重なる部分に貼るとキャップを閉じられなくなります)
【重量・ペンの大きさなど】
私の手の大きさですが、長さ19cm、幅8.5cmほどで若干大きいサイズかな?と思いますが十分フィットします。
キャップを外した状態だと長さが127mm、キャップをはめると150mmくらいになります。
重量はIntuos5のペンよりも重いです。
この製品ペン本体とキャップの二つで構成されていますが、キャップがかなり重いです。
重いといってもペン本体と同じくらいなのですが、商品プレビューにあるようにキャップをテール側にはめこんでの使用はテール側に重心が傾き違和感を感じるかも知れません。本体とキャップのつなぎ目あたりを親指の付け根に合わせて握ればかなり安定します。
【総評】
商品単体としてみればデザインは文句なしですが、そのデザインと素材の関係上グリップ力に乏しい点が非常に残念です。
乾燥肌の方などは特にその不便さを感じるのではないでしょうか。
とはいえオプション品のペンと比べればそんなのも気にならないレベルの完成度合いです。逆にちょっと至らない部分を何とかしてやろうと頑張りたくなるような、愛着のもてる製品です。
Eee Slate B121(EP121)をお持ちの方で付属ペンに不満のある方にはオススメです。
(※1)
丸十化成 ペララ サークル ペララシリーズ(オススメです)