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金持ちクラブが勝てない Jの特殊性(3月1日)
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【プロ野球】杉内 歴代4位57度目2桁Kも… 7イニング5失点KO2013年5月29日 紙面から
◇ソフトバンク5−0巨人ミスターメイが勝てない。巨人の杉内は、この試合で11三振を奪いながら、7イニング5失点で自身3連敗となる3敗目。工藤公康を抜き、歴代単独4位となる通算57度目の2桁奪三振を記録しながら、歴代単独トップの交流戦通算23勝目にはまたも手が届かなかった。 昨季まで5月は28勝8敗と圧倒的な投球を見せてきた杉内だが、今季は勝ち星なしの3敗目。この日も吉村に3ランを浴びるなど登板4試合で5被弾と不安定な投球が続く。4月30日の中日戦(ナゴヤドーム)で完封勝利を挙げて以来勝ち星から見放されているサウスポーは「調子は悪くないんですけど、5点も取られたらね。勝てねーなー」と力なく語り、足早にドームを後にした。 打線もソフトバンク移籍後初対戦となった帆足の前に沈黙し、わずか4安打。原監督も「なかなか見せ場をつくることができなくて残念だった」と首をひねった。一方的な展開に、不機嫌を隠さなかったのは観戦に訪れた渡辺恒雄球団会長。1・5ゲーム差に迫る2位阪神の戦況を聞くと「負けんじゃねーか、巨人は」とペナントの行方を悲観。さらに「オレは87(歳)でもう先がないけど、巨人の先は永久でなきゃいかん。だけどきょうの試合はなんだ。打てねーよ、全然」と毒舌モード。開幕から快調に飛ばしてきた王者巨人にちょっと嫌なムードが漂ってきた。 (臼杵秀之) PR情報
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