みんなの党の渡辺喜美代表は15日、日本維新の会との連携を見直す意向を示した。橋下徹共同代表の旧日本軍慰安婦をめぐる一連の発言を踏まえ、「古色蒼然(こしょくそうぜん)たるレトリックを使って戦時体制を賛美する政治勢力とは一線を画す」と強調。参院選での維新との選挙協力解消にも言及した。国会内で記者団に語った。
みんなと維新は25選挙区で、候補者の一本化に合意している。だが、橋下氏の歴史認識をめぐる発言への批判が高まっていることから、維新との連携は得策ではないと判断した。
渡辺氏は「石原慎太郎、橋下徹両共同代表は同じような歴史認識があると分かった」と指摘。選挙協力についても「党見解であれば見直す。2人が同じ認識を持っているということは党見解だろう」と語った。参院選で橋下氏と共に街頭演説することも「ありません」と否定した。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞官邸クラブ