憲法と、
岐路に立つ憲法。その60年余を見つめ直します
【社会】慰安婦発言 橋下氏に抗議殺到日本維新の会共同代表である橋下徹大阪市長の「従軍慰安婦は必要だった」「在日米軍は風俗業活用を」などとの発言に対し、市役所への市民らの抗議が殺到している。 市の広聴担当者によると、市民らの電話やメールでの意見は、十五日午前九時までに計二百八十九件に上った。橋下発言を肯定する意見は少なく、「発言の撤回と謝罪を求める」「女性を冒涜(ぼうとく)している」などとの否定的な声が大半だった。その後も増え続けているという。同日午前中には、発言に抗議する複数の市民団体が、市長室前に詰めかけた。 一方、沖縄県内二十五の女性団体は那覇市で記者会見し、橋下氏に発言の撤回と謝罪を求める抗議声明を発表した。声明は大阪市と維新の会に郵送する。 声明では、在沖縄米軍司令官に対し風俗業の活用を促した橋下氏の言動も問題視。「女性のみならず、すべての人間の尊厳を傷つけるものだ」と指摘した。 「ジェンダー問題を考える会」の安次嶺(あしみね)美代子代表は「橋下氏には人権感覚のみじんも感じられない。歴史を学ぶことをおろそかにしてきた人だ」と批判。県女性団体連絡協議会の伊志嶺雅子会長も「謝罪して公職を辞めるべきだ」と述べた。 PR情報
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