経済【ビジネスの裏側】インターコンチ、マリオット、リッツ…超高級外資ホテル“ガチンコ過当競争”どころか「大阪まだ足りない」の強気の“不思議”+(2/3ページ)(2013.5.25 12:00

  • [PR]

経済

【ビジネスの裏側】
インターコンチ、マリオット、リッツ…超高級外資ホテル“ガチンコ過当競争”どころか「大阪まだ足りない」の強気の“不思議”

2013.5.25 12:00 (2/3ページ)ビジネスの裏側
しゃれた内装のインターコンチネンタルホテル大阪=大阪市北区

しゃれた内装のインターコンチネンタルホテル大阪=大阪市北区

大阪駅前に3000人級の国際会議場

 5月17日、グランフロント大阪の地下に、最大3000人収容の会議場がオープンした。約1750人を収容できるホールや9つの会議室を備える。運営会社は、JR大阪駅に直結する利便性の高さを武器に学術会議やセミナーなどを誘致する。

 大阪市には、インテックス大阪(住之江区)や大阪国際会議場(北区)などのコンベンション施設が既にあるが、大阪駅や関西国際空港から遠いことが弱点だった。

 開業に先立って催された開業式典では、近畿財務局の池田篤彦局長が「交通の便が良い会議場ができることは、関西にとって大きな力になる」と期待。土田特任教授も「グランフロントの立地は圧倒的。もっともっとコンベンションを誘致できる」と分析する。

 オフシーズンの“特効薬”として超高級ホテル各社が期待する国際会議。だが、関西の「地盤沈下」が叫ばれる中、本当にハイレベルの国際会議を誘致できるのか。

巨大会議を誘致できれば特需も

 大阪は奈良、京都という世界的に有名な古都に近く、「東京より大阪の国際会議を喜ぶ外国人も多い」(関係者)との声もある。

 昨年10~11月、インテックス大阪で開催された世界最大級の国際金融会議「Sibos(サイボス)」には、約6200人の金融関係者が参加した。

 各国財務相や中央銀行首脳らの多くは、安全面への配慮がしっかりし、外国語をしゃべれるスタッフを抱える高級ホテルに宿泊した。

このニュースの写真

JR大阪駅に直結するインターコンチネンタルホテル大阪(本社ヘリから)
インターコンチネンタルホテル大阪32階サービスレジデンスのオープンエアの部屋
インターコンチネンタルホテル大阪32階サービスレジデンスのオープンエアの部屋

関連トピックス

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital