「花を咲かせることもなく、血の涙を流した少女の痛みが分かりますか」
旧日本軍の「従軍慰安婦」として強制連行され、中国や東南アジア諸国の慰安所で、日本兵の性の相手をさせられた金福童(キム・ボクトン)さん(87)が18日、西原町の沖縄キリスト教学院大学で約140人を前に過酷な体験を語った。
「軍人の慰め物として踏みつけられたのに、いまだに謝罪も無い」。背筋を伸ばし、時折涙を拭いながら語る一言一言に、会場は静まり返った。
朝鮮半島が日本の植民地だった1941年、キョンサンブッドのヤンサンで暮らしていた当時14歳の金さんは、区長と一緒に来た日本人から脅迫され、バスに乗せられた。
「軍服をつくる工場で働く。嫁に行く年になれば帰してやるから」と誘われたが、実際は違った。
船に乗せられ山口県の下関市を経由し、台湾から中国の広東省に送られた。病院のようなところでいきなり、腰から下の衣類を脱いで板の上に上がるよう指示され、検査を受けた。
背筋が凍りついた。検査後、案内された民家では、一緒にいた女性30人をそれぞれ入れる部屋が用意されていた。
一日中、兵士の相手をさせられた。「週末は数え切れないほどの列が並んだ。本当に人間がすることなのか」。コーリャン酒を大量に飲んで死のうと試みたこともあったが一命を取り留めた。
45年8月の日本敗戦直後、シンガポールの南方軍第10陸軍病院で看護訓練中に親戚の韓国人と偶然再会した。
男性のあっせんで米軍収容所へ送られ、その後、韓国の釜山港にたどり着いた。8年ぶりの故郷だった。
60代になって元「慰安婦」として名乗り出た。以来20年余、ソウルの日本大使館前で開かれるデモに参加し、謝罪を求め続けてきた。
「今でも眠れない日がある。母に過去を打ち明けると、母は苦悩のあまり心臓病を患った」。消えない痛みを抱えて生きてきた。
金さんの体験に、会場からはすすり泣きが漏れ、「1人の女性の人生を狂わせてしまった。胸に突き刺さった」などの感想が寄せられた。
金さんは国防軍の保持を打ち出した自民党憲法改正案に危機感を示した。
「再び戦争を起こす国にしてはいけない。政治家が正しい道に進めるよう、皆さんが努力してほしい」と切々とした口調で若者に訴えた。
広島県福山市には吉元玉さん(84)が講演会に出席してるそうです
すごい行動力ですね…
感心はするけど、純粋な学生を巻き込むのはやめてください
「1人の女性の人生を狂わせてしまった」って…別に狂わせたのはあなたじゃないからね
本当に卑怯なやり方だと思う…
涙ながら語って同情を買って、学生に行動を起こさせようとするなんて(`・ω・´)
ていうか橋下さんの発言のせいで慰安婦達が行動を起こしやすくなったんじゃ…
食べられる前に責任とってなんとかして橋下さん…