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【サッカー】東がトップ下に浮上 本田不在の30日ブルガリア戦2013年5月28日 紙面から
日本代表は27日、愛知県豊田市内で、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(6月4日・埼玉スタジアム)へ向けた合宿2日目の練習を行った。非公開だったフォーメーション練習ではMF東慶悟(22)=FC東京=がトップ下に起用されたもよう。本田圭佑(26)=CSKAモスクワ=不在のキリンチャレンジカップのブルガリア戦(30日・豊田スタジアム)でスタメン出場する可能性が浮上。この日は国内組のMF遠藤保仁(33)=G大阪=ら10選手が合流し、練習は20人で行った。 全体練習が終わった後、左からの香川、ハーフナー、乾のシュート練習で、東はひたすら中央やや左から約10分間、パスを出し続けた。2年ぶりの“日本代表”にも違和感は全くない。東は司令塔候補として名乗りを上げた。 「五輪の練習とは違った緊張感がありました。トップ下もチームとやるプレーは同じ。出場できたら、ゴール前に入っていく動きでゴールに絡みたい。アシストもしたいです」と目を輝かせた。 ロンドン五輪をともに戦ったDF吉田や酒井宏からは、早くもチーム内でイジられている。「アズマとか、さかなクンとか呼ばれてます。まあ、イジられないよりましです」。タレントのさかなクンにそっくりといじられて苦笑いしたが、サッカーでは存在感をアピールしている。2年前、札幌合宿で日本代表候補として招集された時は練習試合でも本来のポジションでないボランチでプレーするなど、右も左も分からないまま終わってしまったが、今回は違う。 非公開のフォーメーション練習ではレギュラー組で、本田不在のトップ下としてプレーしたもよう。ブルガリア戦は東にとって絶好のA代表デビューのチャンスだ。「とにかく試合に出たい。チームの勝ちに貢献したい」。今回は練習だけでは終われない。初舞台からW杯予選、そして、コンフェデレーションズカップまで、東は駆け上がるつもりだ。 (荒川敬則) PR情報
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