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【大リーグ】

岩隈、8イニングを5安打2失点 チームの連敗ストップに道筋

2013年5月28日 紙面から

◇マリナーズ4−3レンジャーズ

 “和製マダックス”が連敗ストッパーとなった。マリナーズの岩隈久志投手(32)は26日、地元でのレンジャーズ戦でメジャー自己最長タイの8イニングを投げ、5安打2失点、8奪三振。チームは延長13回4−3でサヨナラ勝ちし、2年ぶりの長い連敗を「8」で止めた。

 8回、最後の打者ガルシアを146キロ直球で空振り三振に仕留めると、岩隈はマウンドでジャンプして喜びを表した。「(連敗を)止めたい気持ちでマウンドに上がった。粘り強く8回まで投げて、最終的にはチームが勝ったんで良かった」

 1、2回に1失点ずつを喫した。フォークの落ちが悪く、変化球を狙われていると冷静に分析し、軸を直球に変えてフォークは見せ球にしたという。その結果、8奪三振のうち5つが直球系で、3回以降は2安打しか許さなかった。

 ストライクとボールの理想的な比率は2対1とされるが、この日は96球中74球がストライクで、同比率は約3・4対1。試合を中継した地元テレビ局FSNのブラウワーズ解説者は「投球を見れば見るほど、グレグ・マダックスをほうふつとさせる」と、岩隈を通算355勝の“精密機械”になぞらえた。 (シアトル秋野未知)

 

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