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【プロ野球】

初戦はマー君投入 星野監督がローテ変更

2013年5月28日 紙面から

笑顔でグラウンドを後にする楽天・星野仙一監督=甲子園で

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 楽天・星野仙一監督(66)が27日、甲子園での練習で、古巣・阪神戦での2連勝を宣言した。初戦で波に乗るために、ローテ順を変えてエース田中将大投手(24)を中5日で先発起用。自身最多となる開幕8連勝がかかるマー君で虎の出はなをくじき、交流戦Vにつなげる。

 聖地、甲子園に着くなり、闘将は言い放った。「貯金10だろ? 8にしてやろう」。つまり猛虎からの2連勝。「うちはまだまだプロセスのチーム。完成されてる阪神とは違う。オープン戦もやってくれないしな。(キャンプ地の沖縄・金武町と)宜野座が近いから(練習試合は)やってくれたけど」となぜか恨み節も加えて闘志を燃やした。

 今カードは順番通りなら戸村、田中だったが、入れ替えた。狙いは頭を取ることと、田中の登板機会を増やして交流戦で優勝することだ。田中は28日に先発し、中5日で回せば交流戦中に4試合登板できるが、29日だと1試合少なくなる。現在、チームは6勝4敗で2位につけるだけに、エースの登板数が結果を分ける可能性もある。

 2009年以来、自身最多タイの開幕7連勝中と勢いのある田中は「別に変わりはないです。連勝につなげられるように、勝つための準備をしたい」と静かに語った。まずは好調阪神を下し、交流戦Vへのカウントダウンを開始する。 (橋本雄一)

 

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