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【プロ野球】阪神・ボイヤーが入団会見 日本で161キロ出す2013年5月28日 紙面から
目指すは100マイル(約161キロ)だ。阪神は27日、西宮市内の球団事務所で米メジャー、ロイヤルズ傘下3Aオマハに所属していたブレイン・ボイヤー投手(31)の入団を発表した。 「巨人に追いつき追い越せというところで、中継ぎに疲れがきている中で獲得した」。会見に同席した中村GMはこの時期での獲得の理由を説明した。ブレーブスで2005年にメジャーデビューしてから中継ぎで233試合に登板した右腕。今季はマイナーでプレーしたが、08年には76試合に出場している。 売り物は191センチの長身から投げ下ろす真っすぐ。「今までは99マイルが最速で、2年前に出した。でも今年も98マイルは何回か出している。まだ100マイルは出していないので日本で投げたい」との抱負を語った。自信のある球種としてカーブと4シームを挙げ「自分は攻めるスタイルでそれで打たれたら仕方ないと思っている」と話した。 日本でプレーする米国人選手の中で、最も親しいのが、くしくも同僚となるスタンリッジ。「彼が日本にいるというのが(来日する)支えになった。かれは日本人は素晴らしいといつも言っているので、自分も日本が好きになると思う」と、日本での生活にも不安はないという。またマートンとは8歳の時にリトルリーグで対戦した経験もある。ただし、この時は投手ではなく外野手だった。 投手になったのは高校3年時、1試合を投げただけだったが、これがスカウトの目に留まりブレーブスに指名されたという。 チームは好調でも中継ぎに不安がある。コンラッドを控えに回していることから、外国人投手3人制で戦える。和田監督は「150キロ近い球を投げる投手はウチのリリーフでは少ないから、そこで抑えてくれればと期待している」と1日も早い1軍合流を望む。 (中山隆志) ▼ブレイン・ボイヤー 1981年7月11日生まれの31歳。191センチ、102キロ、右投げ右打ち。米国ジョージア州アトランタ出身。00年にブレーブスに指名され、05年にメジャーデビュー。同年には43試合に登板し4勝を挙げた。その後、カージナルスなどを経て今季はロイヤルズ傘下3Aオマハでプレーした。メジャー通算233試合に登板し9勝14敗2セーブ、防御率4・81。背番号は44。1年契約で年俸40万ドル。 PR情報
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