橋下氏:会見で釈明も「軍のため女性利用」認識に批判集中
毎日新聞 2013年05月28日 00時07分(最終更新 05月28日 01時12分)
橋下氏は「日本の過去の過ちを正当化するつもりはない」と繰り返した。だが、記者会見で橋下氏自身の政治家としてのあり方が問われているのに、報道への責任転嫁や問題の一般化は答えをそらしている印象につながる。
各国特派員からは「自分の都合のいい所へ議論全体を持っていく。他国も悪いことをしたのは事実だが、なぜ今それを指摘するのか」(英紙記者)などの声も噴出した。
岸田文雄外相は27日夜のBS日テレの番組収録で、橋下氏の発言が諸外国に与える影響について「日本の政治家の発言というとらえ方をされ、(日本の政治家が)みんなこのような思いを持っていると誤解を招くのではないかと心配している」と述べ、懸念を示した。【高山祐、林由紀子】