【毎日新聞】山田孝男「橋下氏の慰安婦発言に全世界が嫌悪感。第1次内閣での安倍の炎上と同じだ」[05/20]|レス抽出(1件 >>154)

154 : <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん[sage] : 2013/05/26(日) 08:35:43.65 ID:IG5jf15L
週刊新潮 2013年5月23日号
「慰安婦問題」の正しい歴史認識
現代史家 秦郁彦
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/backnumber/20130516/
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/360860e9da12eefcf46a69ff464b7f69
http://blog.livedoor.jp/ussyassya/archives/51982786.html

 もう一つ、ポイントとなるのは93年8月4日に公表された、いわゆる「河野談話」です。日韓の外交交渉
による玉虫色の産物ですが、これを読むと「総じて官憲が強制連行した」と読めてしまう。この談話は、
内閣外政審議室が配布した「調査結果」をおよそ4分の1に要約したものですが、談話にある、
〈当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて
本人たちの意思に反して行われた〉
 とのくだりは「調査結果」にはなく、河野洋平官房長官自身の判断で付け加えたことがわかります。
結果、談話には次のような重複部分が生じます。
〈慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、
弾圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担
したこともあったことが明らかになった〉
 ここで問題なのは、甘言や弾圧を用いた主体を「調査結果」では「業者」と明示しているのに、談話では
消えている点です。これでは主語が「官憲等」と誤読されかねません。
 果たして、海外では誤解が広がりました。英字紙『ジャパン・タイムズ』では、日本語特有の言い回しで
ある「総じて」や、「業者が募集した」との部分が省かれて訳されてしまったのです。
 海外ではこうした“理解”で受け取られている談話が、今に至るまで歴代内閣に踏襲されている。だから、
いくら政治家が「強制の証拠はない」と発言しても、世界的にはあべこべな話と映ってしまうのです。
 この「問題」は来日した盧泰愚元大統領が、日本人の運動家やマスコミが焚き付けて大騒動にしてしま
ったと語ったように、火元は日本だとも言えます。韓国在住の元慰安婦を探し出して訴訟を起こさせたのも
日本人弁護士でした。