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2013年5月22日(水) 東奥日報 ニュース



■ 津波避難対策の意見交換会始まる/八戸市

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 八戸市は21日、地域の避難経路や避難施設など津波避難対策について住民の意見を聞く意見交換会を湊公民館を皮切りに始めた。県が昨年示した最大クラスの津波による浸水予測区域に基づいた17地区が対象。住民からは「津波の大きさによって二つのパターンの逃げ方を考えなければならず大変」など、切実な声も上がった。

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 今秋までにまとめる市津波避難施設整備計画策定と、市津波避難計画改定に地域の声を反映させるために開催。湊公民館には約70人の住民が集まり、市側は冒頭、地域に津波が押し寄せるイメージ動画を上映。その上で、発生頻度が高い津波と、最大クラスの津波が発生した場合の二つのケースについて、避難路と指定避難所、避難所到着までの“中継地点”となる「避難目標地点」などを書き込んだ地図を示し「最大クラスの津波で館鼻公園は浸水しないが、孤立する可能性がある」などと説明した。

 住民からは「津波の規模によって、逃げ方を考えなければならない」「避難路になっている場所付近に土砂災害の危険がある区域も入っている」といった声が出た。また「防災無線が聞き取れない地区もある」「避難場所にはどのくらいの食料備蓄があるのか」など、意見交換会のテーマとは違った質問も多く、議論がかみ合わない部分もあった。

 参加した汐越二部町内会の五戸雅春会長は「避難路など納得できない点もあるが、計画図を公開してもらい、良かった。これからまた、地域で対策を話し合いたい」と話した。

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