パフォーマンスで復興後押しへ

5月27日 14時58分

震災と原発事故からの復旧・復興を後押ししようと、福島県のマスコットキャラクターと共に活動するパフォーマンスチームが結成されました。

新たに結成された「チームキビタン」は、福島県の鳥、キビタキをモチーフにした県のマスコットキャラクター「キビタン」と共に活動するパフォーマンスチームです。
県民を対象にメンバーを募集し、オーディションを経て２０代の男女５人が選ばれました。
２７日は県庁で結成式が行われ、キビタンと同じ黄色い衣装を身に着けたメンバーが、「県全体を巻き込んで元気なパフォーマンスをしていけるよう、頑張ります」などと抱負を述べました。
また、キビタンのテーマ曲に合わせて振り付けられたダンスも披露され、佐藤知事や県の職員が手拍子をしたり一緒に踊ったりして楽しんでいました。
チームキビタンは、来月１日と２日に福島市で開かれる「東北六魂祭」でデビューし、その後は仮設住宅などを回ったり県外で開かれる催しに参加したりするということです。
リーダーの橋本綾乃さん（２５）は、「福島にはおいしいものや自然もたくさんあるし、みんなが元気にやっているということを伝えていきたい」と話していました。