"萌えない"で話題に 私「焼津海音」です☆彡

(2013/5/27 15:06)
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焼津商議所が運営する特産品サイトの萌えキャラ「焼津海音」。ネット上で話題になり、サイト閲覧数も急増している

 焼津市の焼津商工会議所が運営する特産品通販サイトのキャラクターとして誕生した女の子の名前が「焼津海音(やいづ・みおん)」に決まった。「萌えキャラ」として本格デビュー予定の「海音ちゃん」だが、皮肉にもすでにネット上では「全く萌えない」などと酷評され、大きな話題になっている。大手掲示板には書き込みが相次ぎ、サイトをのぞく利用者も急増中。同商議所は先行する反響を「思わぬ好機」と逆手に取って、販売促進につなげる構えだ。
 同商議所が3月末に発表すると、ネット上では瞬く間に反響が広がった。「プロが書いたとは思えない」「注目される作戦?」「昔のデザイン」「萌えない系」―。掲示板には懐疑的な意見があふれ、イラスト投稿サイトには自分なりに書き換えた絵を掲載する人が続出した。
 サイトへの波及も早かった。4月の閲覧数は1万7548件と、2012年度の年間総数9249件の2倍近くに上った。名前の募集にも全都道府県から応募があった。同商議所も予想外の反響の大きさに驚いている。
 デザインを考案したIT関連会社の担当者は「ただかわいいだけだと、ほかのキャラに埋もれる。古めかしく、中途半端でインパクトのあるデザインにした」と狙いを語る。その上で「話題性ではいいスタート。安定、定着させていきたい」と今後を見据える。
 ネット上で厳しい意見が続く中、地元からは「親しみが持てる」「応援している」と温かな声も寄せられる。現時点ではこの反響がサイトの売り上げに直結していない。同商議所の担当者は「賛否にかかわらず注目されるのはいいこと。しっかりと商品をPRしていきたい」と話した。

 焼津商工会議所の萌えキャラ アクセス数が伸び悩む特産品通販サイト「焼津うめぇもん市場」の「起爆剤」にと企画した。焼津市に住む「永遠の小学6年生」という設定で、プロのデザイナーがイラストを考案した。3月末に発表すると、直後に1日で約5700件の閲覧を記録。名称募集には、47都道府県から約1100件の応募があり、都内の男性の作品が採用された。

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ネット上には「焼津海音」を自分なりに書き換えて投稿する人が相次いでいる(写真の一部を加工しています)


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