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【プロ野球】原監督 非情采配 凡退の村田に見切り2013年5月27日 紙面から ◇巨人5−5オリックスともに終盤は決め手を欠いて引き分けた。オリックスは2−3の6回にロッティーノのソロや代打の高橋信の適時二塁打などで3点を奪ったが、巨人は7回に坂本の2ランで追い付いた。8回以降は両軍の救援陣が踏ん張った。 ◇ 非情采配だった。巨人の原監督は逆転に成功した直後の1回2死一、二塁のチャンスで3球三振に倒れた村田をすぐさま見切り、小笠原への交代を決断した。 1回の守りで失策していた三塁手について、指揮官は「きょうに関しては心技体ともに準備ができていないという判断」とバッサリ。レギュラー野手にも一切容赦なしの厳しい姿勢だ。 4時間45分のロングゲームは結局、延長12回引き分け。ベンチに残っていた野手は第3捕手の井野だけという総力戦となっただけに、序盤での交代が際立つ試合となった。問題の場面について川相ヘッドは「1回のエラーは失点につながったけど、ミスは誰でもある。ただ、挽回の機会が回ってきた打席で取り返してやろう、打ってやろうという気迫が監督からは見えなかったということだと思います」と説明。村田は「(監督からは)何も言われてないです。(体調は)問題ないです」とだけ話して球場を後にしたが、作戦上の交代ではなく、ゲームに臨む姿勢が問題視されての交代劇だった。 村田は昨年9月7日のヤクルト戦(神宮)でも精彩を欠いたとして2回でベンチに下がり、試合途中に帰宅を命じられた前例がある。この時は翌日に頭を丸刈りにしてチームに合流し“反省”を態度で示した。27日の全体練習でも首脳陣の信頼を回復する行動が求められそうだ。 (臼杵秀之) PR情報
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