2006-12-20 11:42:05

悲喜こもごも

テーマ:ああ日本

のだめTVの件をはじめ、つくづく便利な時代になったものだと思う。


外国での生活はいろいろ不便ではあり、日本で当たり前のようにできたことが

ずいぶん努力を要したり(その分エネルギーを使うので疲れる)、あるいは

まったく不可能だったりする(あきらめられる分エネルギーは使わないが、

その喪失感を埋め合わせるのも結構大変だ)ことは多々あるものの、

少なくともこちらに来て、ホームシックのような感情に浸ったことはない。


やはりインターネットの力は大きい。

(たとえば家のパソコンとオフィスのパソコンが同時に壊れるとかして?)

たとえ2,3日でもインターネットがつながらなくなったら・・・と想像するだけで

ゾッとする。。。


「時差」の存在も、またインターネットにとっては有利だったりする。

たとえば、こちらが夜寝る前に仕事関係のメールを日本に送っても、

朝起きるころにはしっかり返事が届いていることが多い。

こちらが寝てる間、向こうは昼なので、問い合わせの用件について調べたり、

他の人に相談したりしてくれているわけだ。



とはいえ、

逆に便利すぎて困る事態もいくつか発生する。


日本から 逃げたつもり(^^;)、逃げ切れない のである。。。


クリスマスが近づき、すっかり年末気分になっているときに、

某出版社から突然メールで原稿の依頼。。。


なんと、締め切りは1月5日・・・


インターネットなどというものがない時代であれば、

原稿を依頼しようと思えば国際電話でもかけるしかなく、

原稿郵送の時間も考えれば、こんなに締め切りの迫った原稿を

わざわざ外国にいる研究者(よほど有名な人なら別だろうが)に

依頼する、などということはまずなかったに違いない。


ハァ。。。

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コメント

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1 ■逃れられない

確かに便利になりましたよねー。
私が最初にアメリカに留学した93年当時はエアメールが来るのを待つしかなかったです。(電話以外には!)テレビなんて見れないし、日本の新聞も読めませんでした。
でも2回目の留学の2001年はもうインターネットで自由にニュースも見れて。。
でもそのおかげか、最初の一年ほど英語がうまくならなかったのですが。。
便利じゃないほうがいいこともあるかもしれませんね。
がんばってくださーい!

2 ■5年単位ぐらいで

留学や在外研究における生活環境が変わって
きている感じですね。

たしかに便利すぎると、せっかく異文化の中に
放り込まれているという貴重な経験をしている
のに、自分にとって居心地の良いある種のカプ
セルの中で生活しているような「もったいなさ」はありますよね。。。

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