2006-12-15 05:34:21

クリスマスコンサートに出演!

テーマ:ピアノ


Christmas Concert4

昨夜は、私のオフィスがある実践倫理研究所のちょうど真ん前にある

University Village という老人ホームで行われたクリスマス・コンサートに出演した。

(ピアノがちゃんと写ってないのでわからないかもしれないが、上の写真で皆に背中を

向けてピアノを弾いているのが私)



アメリカに来てからずっといっしょに室内楽を楽しんでいる管楽五重奏の仲間たち

(モンティチェロ・クィンテット)がここでクリスマスの曲を中心にしたコンサートをやるので、

その1曲目にピアノも混ぜてもらい、ここ2ヶ月ほど一緒に練習している

モーツァルトの「ピアノと管楽のための五重奏曲 K.452」の第1楽章を

やったのである。


交響曲やピアノ協奏曲、オペラなどにおけるモーツァルトの有名な作品ほど

一般には知られていないので、この曲をご存じの方は少ないかもしれないが、

それはもう、「珠玉の名曲」!としか言いようがない。

(聴かれたことのない方はぜひ一度CDをお聴きになることをオススメします)

この曲が出来上がった時、モーツァルトが父のレオポルドに宛てた手紙で

「今までぼくが作曲した中で最高の曲」と自慢した、というのは、

モーツァルトファンには有名な話だ。



ここで、本ブログにて初公開!

アメリカにおける私の音楽仲間たちを紹介しておく。


Christmas Concert2  

 右から


 カレンさん(クラリネット)


 ジェレミーさん(バスーン)


 クララさん(ホルン)



  Christmas Concert1



 左から

 

 ナンシーさん(フルート)


 ヤスコさん(オーボエ)






下の写真でナンシーさんがフルートを持っていないのは、

この曲にはフルートがないからである。

(そのため、上の写真でチラッと写っている通り、この曲での

ナンシーさんの役目は私の「譜めくり」であった)


一番上の写真にあるように、老人ホームの主催者側がセッティングをしたため、

ピアノが他のみんなに背を向けて弾かねばならない、というようなハメになり

(当日はリハーサルも何もなく、開始直前に集合だったため、セッティングを

しなおすのは無理であった)、大いにうろたえた。


結果、音の入りをみなで合わせなければならない箇所で、私が後ろを見たり、

合図のためにいつもより大げさに腕を振り上げたりせざるを得ず、そのせいで(?)

隣のキーを叩いてしまったりして、冷や汗をかいた・・・(^^;)。


それでも、(ぶっつけ本番としては)まずまずの演奏ができ、

終了後、聴衆(この老人ホームの入居者の方とスタッフ)のなかの何人かが、

「すばらしいピアノをありがとう」と握手しに来てくれたのは、とても嬉しかった。



私としては、

アメリカに来て以来初めて、まともなグランドピアノ(下左)が弾けたことも

すごく嬉しかったのであるが。


Christmas Concert piano Christmas Concert5

ピアノ五重奏の後は、

管楽器だけでクリスマスソングの編曲などを十数曲。(上右)

私は聴衆として、写真係として、大いに楽しませていただいた。


ちなみに、この老人ホーム、

たいへん豪華で、入居されているお年寄りたちも、

いかにも お金持ち~~~~! という人ばかりであった。


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コメント

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1 ■素敵ですねー♪

クリスマスコンサートに出演!!すごーーーい。
ピアノを御弾きになられるのですねー。
確かにあんまりアメリカでグランドピアノみないかも。すばらしいですねー。
こうして皆で演奏する機会があるのが嬉しいですね。楽しいしやりがいありそうです。
私もクリスマスに、ホストブラザー(SAX)と二人で老人ホームを回ったことあります♪

2 ■一緒に音楽する仲間

が見つかる、というのは考えてみれば不思議です。
必ずしも自分で見つけようとして見つかるようなものでもないですからね。

実はこの曲の第3楽章を、去年日本で(友人の
結婚式の時に)仲間と演奏したことがあるんです。あまりにいい曲などで、他の楽章もできればいいなあ・・・(無理だろうなあ・・・)と思っていたら、こんな機会がめぐってきたのです!

来年の3月1日には、シャーロッツビルのInternational Women's Societyというグループ
主宰の演奏会で、この全曲(1~3楽章)を
やることに決まりました。

たった1年の滞在期間の間にこんなチャンスに
恵まれるなんて、信じられないぐらいです。

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