ブランデー事件
テーマ:困った事おととい、無事ワシントンDCから帰ってきた。
いやー、疲れました。。。
シャーロッツビルからDCへ行くのは、米子から東京に行くようなもんで
(人も多けりゃ車も多く、高いビルがいっぱい)、
まして今回初めてDCに足を踏み入れるとなれば、なおさらである。
DCの報告もいろいろしたいのであるが、それより先に、
一番ショックだった出来事について書いておく。
むかしから、暖炉のある家に住むのが
夢だっただけに、一年間とはいえ、夢が
かなって万々歳なのである。
暖炉といえば、「ブランデー」!
って勝手に私が連想しているだけだが、
私にとって、「暖炉のあるリビングのソファー
に腰掛け、ブランデーをちびちびとやりながら
くつろぐ」というのが夢だったのである。
←お前は「チビチビ」ではなく「ガブガブ」しか飲めないだろう、という突っ込みはなしね(^^;)。
さて、そろそろ冬の気配も近づいてきただけに、
暖炉があるとなれば、何はともあれブランデー、
と行きたいところだが、いかんせんこちらで蒸留酒を買うのはtoo expensiveである。
(大体日本の量販店の倍ぐらいの値段)
雰囲気を完璧にするためには、ブランデーグラスも買わねばならず、
ちょっと買うのを躊躇していた。
そんな折り、
今回DCで行われたアメリカ宗教学会に日本からやってきた友人の宗教学者
CKさんが「おみやげに」とブランデーを持ってきてくださったのである!
CKさんとは17日にDCで会い、一緒にチャイナタウンで夕食を食べたので
あるが、その翌々日にシャーロッツビルのわが家においでいただくことになって
いたため、そこではおみやげの受け渡しはなし。
後から思えば、これが間違いのもとだった・・・・・・・
翌々日の午前中、シャーロッツビルに行くための列車(11時10分発)までの
時間つぶしにと、CKさんが寄った場所がまずかった。
14St.にある「ホワイトハウス・ビジターセンター」。
ここで手荷物検査があり、あえなくブランデーは 没収(!) されてしまった
のである!!!
(DCの法律で、公共の場所には酒類を持ち込んではならない、というのが
あるらしい)
CKさんは、「これは友人宅へ持って行く大事なおみやげの品だ」「30ドル以上
したんだぞ」「中に入るのをあきらめ、このまま帰るから許してもらえないか」・・・
などと、ずいぶん粘ってくれたらしいが、
結局、It's a law. の一言で却下。。。
ブランデーの到着を待ちわびていた私の落胆ももちろんだが、
わざわざスーツケースに入れて(現在、米国行きの飛行機内には液体は持ち込めない
ため)万全を期して持ってきてくださったCKさんのお気持ちも想像して余りある。。。
今頃、ビジターセンターの係員たちは、
「今日はいいものが手に入った!」などと酒盛りをしているのだろう
と想像すると、よけい腹が立ってくる!
今後DCに行かれる方は、くれぐれもご注意を !
下が、憎っくきホワイトハウス・ビジターセンター
(私の「呪い」がはりついているのが見えますかな?)
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1 ■ご愁傷様です
ブランデーの件!!ひ、ひ、ひどすぎますね!
ご愁傷様です。(´□`。)
確実に彼らの酒盛りになっちゃったんでしょうね・・・むう~~悔しい!
アメリカって国は、ゆるいところはゆるいくせに、変なところきびしい~~!!!と、免許を取得するときにも思いました・・・