2006-11-07 09:50:38

Natural Bridge

テーマ:観光


Natural Bridge1 Natural Bridge2


昨日は、ブルーリッジ・パークウェイを南にドライブし、上のナチュラル・ブリッジに行ってきた。


ご覧の通り、巨大な岩の真ん中がぽっかり開いているのだが、

(左の写真に写っている人の背の高さで大体の想像はつくと思うが、高さ215フィート(約65.5m)、

幅90フィート(約27.4m)だそうである)、

なぜこんな奇観ができあがったのか、については諸説あって、いまだに謎らしい。


入り口に観光センターがあり、そこから階段を下って、しばらく行ったところがこのナチュラル・

ブリッジ、そしてそのまま川沿いを歩くハイキングコースを往復してほぼ1時間。

最初の階段の部分は歩かずにシャトルを利用してもよく、そこ以外はさして坂もないので、

車椅子の人も楽しめるコースである。

(私たちにとっても、観光センターで、いかにもアメリカ(!)という特大のサンドイッチを食べた

後の腹ごなしに、ちょうどいい運動であった)


はじめは、この近辺に住む原住民にしか知られていなかったようだが、その後、白人にも

知られるようになり、ワシントンやトマス・ジェファーソンがこの光景に魅せられて土地を

買ったり、近くに接待用の別荘を建てたりしたという。

今のように観光用に道が整備されていない頃、これをはじめて見た人は、「自然の驚異」

などという以上に、ある種の宗教的な感情を抱いたかもしれない。


夜はライトアップされるようで、それもさぞかし神秘的な光景だろう。



それはそうと、

この周辺には、鍾乳洞(約45分の案内ツアー)もあり、蝋人形館やおもちゃ博物館も

隣接して建てられているので、観光客は先の観光センターで最初にチケットを買う

のだが(それぞれのスポットごとに入場料がいるが、2つのスポットを組み合わせると

何ドル、3つだと何ドルというように、少し割引になる)、

大して満員というわけではないのに、このチケット売り場に長い列が。。。


原因は、チケットブースが2つしかない(あのぐらいの人出なら4つは必要)のと、

案内のチラシやセンター内の地図で、それぞれの場所への行き方の説明が

ほとんどないため、みんながチケット売り場であれこれ尋ねざるを得ず、チケット

を買う際に要らぬ時間を食うためである。

チラシを改良し、ちゃんとした案内板を目につくところに出せば済む話なので、

ちょっと日本では考えられない光景だ。


それでも誰も文句も言わず(ボソボソとは言っていても、私たちが聞き取れないだけ

かもしれないが・・・でもそんなに不機嫌そうな顔の人は見なかった)、

平然と列に並んでいるのを見ると、

またまた「やっぱアメリカやなあ・・・」といういつものつぶやき

(ため息)が出ちゃいました(笑)。





PR

コメント

[コメントをする]

1 ■こんにちは

ここ行った事ないです!ものすごい大きさですね。行かなかったなんて残念です・・・

2 ■そうでしたか

タビビトさんが行かなかったとは。。。

場所はスタウントンとロアノークの中間ぐらいです。
natural bridgeというのはアメリカ中に(特にユタ州)いっぱいあるようですが(たしかオーストラリアにも有名なのがある)、巨大さという点ではこれが一番ではないかなあ?

コメント投稿

一緒にプレゼントも贈ろう!

気になるキーワード

    アメーバID登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト