ダーウィンズ・バーク・スパイダー、何という格好のいい名前。ダーウィンズ・バーク・スパイダー、声に出して読みたい。マダガスカルのアンダシベ・マンタディア国立公園にいるんだって。
学名Caerostris darwini、コガネグモの仲間。
wikipedia:ダーウィンズ・バーク・スパイダーより。『種の起源』出版から150周年目に発見されたことに因んで名付けられたらしい。その発見てのは2009年のことのようなので、先週の実用化されそうな強い蜘蛛の糸のニュースのとは別物だと思うけど、"巣を造るのに用いられる糸は、これまでに知られている生物が生成する物質の中では最も頑丈で、同じサイズのケブラーの約10倍の強度である"とWikipediaにはある。最強の糸を放つダーウィンズ・バーク・スパイダー。
どうやって巣を作っているのかを調べたPLoS ONE論文:http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0026847
90 web building eventsを観察したそうだ。
Fig. 1より
最大幅25メートルで川をまたぐように巣を作る。
Fig. 2より
こんな感じでシューって言って糸を飛ばしている。シューって言って。こんなふうにunusually large amountsのbridging silkを飛ばして、風にのって向こう岸に届くのを待つ。
そんでbridging silkの下に巣を張る。
PLOS ONE: Bioprospecting Finds the Toughest Biological Material: Extraordinary Silk from a Giant Riverine Orb Spider Fig. 1Bより。巣自体は普通の蜘蛛の巣みたいだけど、細かく言うと作り方が微妙に普通のと違うみたいで、1個目に挙げた論文ではその辺をいろいろ言っている。
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