必ずお読みください(コンディションについて)
当店でコンディション欄に記載している「加水分解」や
「劣化」など、専門用語をこちらでは説明いたします。
また、加水分解の恐れのあるシューズが使用後どうなるかを写真で説明しています。
購入前の参考にしていただきたいと思います。
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加水分解とはウレタン素材のソールが水分と結びついて化学分解をおこしてしまう現象です。
加水分解はウレタン素材のソールは避けては通れません。
加水分解にもいろいろ症状は見られます。図1のようにかかとのソール全体が割れる例と、
図2のようにエア付近のみ加水分解する例、図3のようにソール全体が破損していく例もあります。
現状ヒビや加水分解の無いものを使用するとどうなるか・・・
最悪の場合図4のように使用困難になります。
加水分解はおおよそですが発売から8年から10年目くらいから起こります。
ただし、保存状態や使用頻度によって大きく変わります。
現在でも1995年製のモデルのウレタンソール使用のシューズを使用できる例もあります。
逆に2002年製のものですでに加水分解の兆候が見られる商品もあります。
いつソールが破損するかは予想しづらく、実際に目視で少しでも小さなヒビが無いか、
手でさわり極端な硬化や軟化が無いか調べる以外ありません。
目視で一切問題がなくても中では加水分解が起こっている恐れがあります。
NIKEの「AIR JORDAN 1」「DUNK」「AIR FORCE1」ADIDASの「SUPERSTAR」、CONVERSEの「ALLSTAR」「WEAPON」は図のようになる心配はありません。
またミッドソールの加水分解とは違い、劣化により接着剤が剥がれつま先の方だけはがれているケースもあります。
最悪の場合ソール自体がはがれるという事も。この場合、ソールが丸々取れてしまう場合がほとんどです。
「AIR JORDAN 7」などに多く見られます。
そのままになりますが左図を見ていただいての通りです。ご使用後は間違いなく破損します。
シューグーなどの専門用品で固めるか、コレクションアイテムとしてのご利用が最適です。
間違ってもこのまま使用しないことです。
ちなみに、ヒビはただ箱に入れているだけでもおこります。
こちらも左図を参照下さい。ゴムから長年の経過により粉が吹き出てきます。
基本磨けば落ちますが、中には落ちないものもあります。
「AIR JORDAN 12」や「AIR FORCE1」の1990年代前半のもの「AIR BAKIN」などに多く見られます。
スエード素材の商品に見られます。生地が性質上10年前後経過すると写真のように剥げてきます。
ふせぎようがなく、全てはがれる場合もあります。
AIR JORDAN 1のオリジナルのみになりますが左図のようにメタリックを使った部分にヒビが入ります。
もとの素材が長年の経過のため劣化してしまい左図2枚目のようになることです。
使用すればするほどはがれてきます。
塗装がはがれるようなもので、靴下やジーンズにつくと意外と厄介です。
アンクル部分やタンの部分によく起こります。
素材事態が柔らかくなりベトベトになります。
代表例は「AIR JORDAN 1」や「HUARACHE」などです。
アウトレット品の多くは箱が写真のように切られた状態で販売されます。
箱ダメージではなく切り離されています。
NIKEの社員専用ショップの「Employee Shop(エンプロイストア)」内で販売された商品に押されるスタンプです。
B品ではありません。
海外のアウトレットでは接着剤がはみ出てていたり、作りが悪かったりなど検品で引っかかった商品などにタグ部分にBのスタンプが押されます。
手書きの者や赤文字のスタンプものがあります。
商品自体は使用には全く問題が無い製品になります。