今夜は一緒に…(1)


 青少年には悩みが多い。
成績の事、身長の事、友人の事、恋の事、家族の事、その他モロモロ。

 芹沢一樹、K高校2年生、現在16歳。
彼にも例に漏れず悩みがあった。
それは、最近になっていきなり増えた『家族』の事。

 先日、父はとある旧家の女性と再婚した…というか、実は2人は元夫婦。
両親は一樹がまだ2歳の頃に離婚。
祖母は非常に厳格な人で、父と大変折り合いが悪かったらしい。
あちらの家が女系家族だという事もあって、6歳上の姉と生まれたばかりの妹は母に引き取られ、一樹は父と暮らす事を余儀なくされた。
そんなわけで、この14年間、ずっと離れて暮らしていたわけである。

 祖母の死により、広大な家屋敷を始めとする不動産を相続した母は、再婚するにあたって大半を処分。
売却金を相続税に充て、残金で都内のマンションを購入。
それにしたって、ローンを組まずに一括でポンと億ションのオープンテラス付きのワンフロア丸ごと買える金が残っていたのだから大した物だ。
人生マジメにやるのがいやになってくる話だな、おい。
一家5人はそこで住む事となったわけだが。

 記憶にもないような話をいきなり持ち出され面食らった日から、半月程しか過ぎていない。
再婚するや両親はもうベタベタ。
14年間のブランクを取り戻すべく、日夜ラブオーラを発している。
一方の一樹はと言えば、父と2人きりの生活から、いきなり増えた家族に頭を抱えていた。
母はお嬢様育ちで、家の事はまるで何もしようとしない。
姉も妹も家政婦のいる生活が当たり前だったため、家事は一切やった事がないという。
つまり、家事一切が一樹の肩にかかっていると言ってよい。

 一樹の父は中小企業の代表取締役…いわば『社長』だったが、妻の実家への仕送りと、娘達の高額な養育費を支払い続けていたため、芹沢家の家計は火の車。
お陰で、一樹が小さい頃から父子生活の家事一通りをこなすハメになっていた。
それがここに来て、女性が3人加わると言うのが、どれほど大変な事か身をもって思い知らされているまっ最中。
それ以前に、金がない事情をさっさと息子に説明しておけよな、親父っ!

「零細企業だなんて言葉に騙されてた俺もどうかしてたよっ!」

 ごもっとも。

「ねぇ一樹ぃ?アタシのお気に入りの黒のワンピ知らない?明日着たいんだけど…」
「沙夜ねぇさんてば、あれは染みがついたからクリーニングに出すって言ったじゃないか」
「あ〜、そういえばそうだっけ?」
「もぉ…、クリーニングしろって言ったのはねぇさんの…って、わぁっ!!」
慌てて一樹は手にした本で顔を隠す。
「あら、どうしたの?」
目の前に、ネグリジェ姿の妖艶な美女が立っていた。

 芹沢沙夜 23歳。
昨年大学を卒業し、一樹の高校の教師になったばかり。
モデルばりのプロポーションで男子生徒の注目を一身に集めているK高校きっての美人英語教師。

「ね…ねぇさんっ!家の中だからって、下着1枚でウロウロしないでって言ったろ!!」
「あら?ダメ?今まで家でそんなの気にした事ないわよ?」
「それは今までは男性と一緒じゃなかったからでしょっ!」
沙夜は少し含みのあるような笑みを浮かべた。
「ふぅん。じゃあ一樹もやっぱり女性には興味あるんだ?」
「へ?」
「フツー、男の子の最初の理想の女性のタイプは母親だって言うけど、一樹は母さんの事を全然覚えてなかったんでしょ?だったら、一樹の理想の女性像って、どんな感じなの?」
「ど…どんなって…」
一樹は思わず口ごもる。
まさか、就任早々クラスの男子のマドンナ決定となった女性にクラリと来たなどという事は。
その女性が今目の前に居る実の姉で、姉弟だと知らされ、相当なショックを受けていた事とか。
口が裂けたって言えるはずがない。

「たっだいまぁ!あれ?おにいちゃん、おねぇちゃん、そんなとこで何やってるのぉ?」

 ドキィッ!

 一樹の心臓がまたしても跳ね上がる。
背後から現れたのは、これまた美少女。
一樹の通う高校からすぐ近くにあるお嬢様学校の制服を着た少女。
中学生にしては発育のよいプロポーション。
弾けるような笑顔、健康的な小麦色の肌。
通学途中の彼女を見てよからぬ想像を働かせる男どもが多い事も否定できない。
沙夜と同様にいきなり一樹の妹となった芹沢樹理 S中学2年生、14歳。

「あら、おかえり。一樹に明日着るワンピースの相談してただけよ」
「ふぅん。ねぇねぇおにぃちゃん、樹理は明日何着てったらいい?」
「何言ってんだ。樹理は制服だろ?」
「あ〜ん、つまんなぁい。樹理もたまには違う服着て学校行きたぁい」
「つまんないって…あのなぁ…」

 この2人がいきなり家族になった事で、一樹の生活環境は完璧に一変したのである。
しかも、父にはしてやられた。
いきなり海外出張を決めてきて、新婚1週間で母と2人、旅だってしまったのだ。
社長の身で、出張って何だよ、出張って!?
まぁ、企業の海外進出のために、現地で陣頭指揮を執るという名目は立派だが。
かくて年頃の悩み多き青少年は、とびきりの美人姉妹と3人で生活を送るハメになった。

 親父の馬鹿野郎。
なんか間違いがあっても知らねーぞ!?


「一樹ぃ!おい、一樹ってば!」

「なんだ、一美か」
小学校以来のくされ縁とも言える悪友の山下一美が、いきなり肩に腕を回すと真剣な顔で聞いてきた。
「な、沙夜せんせと樹理ちゃん、先週から同居してんだって?」
「あぁ、そうさ。俺が反対すると思ったか、親父のやつにフェイント食わされて、心底呆れてるとこ…」
あえてぶっきらぼうに答えておく。
そうしないと、誰からとなく凄まじい嫉妬の嵐をのべつまくなく頂く事になると既に学習済み。
「ちぇ〜っ。いいよなぁ。美人のねぇさんに可愛い妹かぁ」
「よかねぇよ。うちの女どもときたらお嬢様育ちばっかで、家の事は何も出来ないし、そのくせ注文は多いしさぁ」

 『羞恥心が薄くて目の前を下着姿で歩いたり…』と言いかけて、慌てて言葉を飲み込む。
そんな倒錯的かつ淫靡なシチュエーションの中にいると判れば、一樹の立場はますます危うくなる。
いや剣呑剣呑。

「でも、お前も残念だったな」
「何が?」
「実の姉妹じゃあ恋人にはなれねぇじゃん」
「…一美ぃ」

 痛いところを突かれ、一樹は深いため息をついた。
ほんの2週間前までは、ごく一般的な高校生の見解として、沙夜や樹理の事を恋愛対象にした噂話に盛り上がっていたのだから。
何という立場の変わりようだろうか。
初めてときめいた相手が、よりによって実の姉だなんて。
どんなに憧れても、どれほど焦がれても叶うはずのない関係。
現在、世界でもトップクラスの不幸を味わっているのではないかと溜息ばかり。

 一樹が彼女らの実弟(実兄)とわかった瞬間、男たちは、一樹に羨望と嫉妬と俄友情を発揮し始めた。
些細ないやがらせから始まり、彼女らへの付け届け、ラブレター宅配、悩み相談と、この僅か1〜2週間の間に起きた数えきれないほどのモーション。

 しかも一樹は、男から見てもドキリとするほどの美少年。
タウン誌の市内の学生特集で、我が校の男子生徒の理想モデルとして掲載されたほど。
お陰で近隣の女子中高生の間でも、ちょっとしたアイドル的存在になっている。
下駄箱にラブレターやプレゼントの類が入っていなかった日の方が少ないくらい。
そんな一樹の周囲に美女が増えた事から、別の意味でモーションをかけてくる怪しい輩も少なくはなかった。
「(馬鹿野郎!いくら惚れた相手が実の姉だったからって、そのくらいで同性愛なんかに転ぶかよ!)」
あぁ…胃が痛い。

「よぉっ、一樹、一美。何深刻な顔してんだ?」

 またしても背後から飛んできた声に一樹はさらなる溜息をつく。
本多真之。
こいつは幼稚園からのくされ縁。
だが、一樹は小学校入学時からの約4年間をイギリスで生活していたので、友人としてのつきあいの長さは、真之も一美も大して変わらない。
そして2人とも、中学以来ずっと一樹のクラスメイトでもあった。
尤も、エスカレーター式の学校なので、そう顔ぶれが変わる事もないのだが。

「よっ、真之っ。一樹が沙夜せんせの『弟』と判明して落ち込んでるってぇ話さ」
「あっはっは!あれから学園一の羨ましい存在になっちまったもんな、一樹」
「真之…、それ嬉しくねぇって」
お陰様で、幼馴染み3人の友情は健在らしく、他の男どもからの猛攻を凌ぐ手助けもしてくれるので、一樹にとっては実にありがたい友人たちではあるのだが…。
「ところでさ…、沙夜せんせの私生活ってどんなだ?」
「樹理ちゃんって、休みの日とか何してんの?」
「お前らっ!!役得とばかりに人の家庭に首つっこむなっ!!」
ま、年頃の男友達なんてのはそんな物である。


「おにぃちゃん!一樹おにぃちゃぁん!」

 下校途中、元気いっぱいの声が右手から駆けてきた。
一樹たちの通うK高校から目と鼻の先にあるのが樹理の通うS中学だ。
「あ、樹理…」
「やっ、樹理ちゃん。今帰りかい?」
「はいっ!こんにちは、本多さん、山下さんっ!」
「うわっ、感激!俺たちの名前覚えてくれたんだ。一樹と友達やっててよかったな〜」
「いやまったく…役得だよな」
「…お前らにとって俺とのつきあいの利点はそれだけか?」

 無邪気に腕を組んでくる妹に一樹は思わずドギマギする。
まだ幼いと言っても発育途中の中学生。
腕に押しつけられる胸の感触はシャレになってない。
「う…腕なんか組むなよ。みっともないから」
「ど〜して?ねっ、お兄ちゃんたち今帰り?一緒に帰ろっ♪」
無垢な笑顔に目眩がしそうになる。
実の妹とはいえ、美少女と腕を組むというシチュエーションが、個人的にも対外的にも非常に問題だ。
「いいよなぁ、一樹は…。学園のマドンナとアイドルが家族なんだから」
「俺も樹理ちゃんみたいな妹がほしいな〜っと」
「お前らっ!!どっちもちゃんとした彼女いるくせに何言ってんだよっ!」
一美はニッと笑って片目をつぶってみせる。
「それはそれ、これはこれ」
「そ〜そ!別にい〜じゃないか。声かけたぐらいじゃ浮気って言わないんだぜ?」
真之も声をあげて笑っていた。
「笑い事じゃないんだってば、俺はぁ…」
一樹は最近癖になりつつある長い長い溜息をついた。


 1日を終えて、湯船につかりながら今日の出来事を反芻する。
不幸連続オートリバース状態。
男子生徒のやっかみと冷やかし、何を思ったか爆発的に増えた女生徒からのモーション。
自分の見てくれがそれなりにいい事は自覚しているが、あまりにも環境が変わりすぎだ。
週末だというのに、気分はどんよりと暗い。
なにせ、2日もの間、美人姉妹に挟まれて苦悩の時を過ごすのかと思うと、すこぶる胃が重たい。
先週は引っ越し騒ぎでそれどころではなかったが、今は家の中も落ち着いている。
尤も、率先して家中を整理したのは一樹であり、姉も妹も何の役にも立っていないというのが事実だが。
このまま風呂で溺れて死にたくなるほど情けない。
「一美か真之誘ってどっか出かけちまおうかなぁ?でもあいつらどうせデートだろうし…」

 いきなり脱衣所の扉がガラリと開けられた。
扉の方から明るい声が響く。
『おにいちゃん、一緒に入ってもい〜い?』
「はぁっ!?」
『あのねぇ、樹理、おにいちゃんのお背中流してあげようって思ってぇ…』
磨りガラスの向こうにボンヤリ見える樹理は、タンクトップに短パンという嬉しくもありがたくない出で立ち。
「ま…待てっ!いらんっ!入るなっ!」
正常な男として未だ免疫のない状態で、そんな姿を目の前に曝して欲しくない。
『なんでぇ?だって、お母さんもお父さんにしてたよぉ?』
親父のバカ!
お袋に何て事やらせてんだっ!
10何年ぶりの新婚気分か知らないが、いきなりイチャコラすんな!
「おっ…俺はいいからっ!!」
『えぇ〜っ。つまんなぁい!』
「頼むから、風呂くらい1人で入らせてくれ!」

 何やらクラクラする。
う〜ん、頭に血ぃ昇ったかも。
結局、樹理は引き下がったものの、一樹は湯中りでひっくりかえってしまった。
不幸中の幸いは、根性でパジャマまで着たところで動けなくなった事だろう。



 気づいた時、一樹は自室のベッドで朦朧としていた。
ようやく見慣れてきた天井が目に入る。
壁の時計は深夜を指していた。
どうやら2時間くらいはぶっ倒れていたらしい。
「あ…れ?」
「あ、一樹、気がついた?大丈夫?」
「…ねぇさん?」
見ると、沙夜が枕元で本を読みながら座っていた。
「びっくりしたわよ。パジャマ姿で倒れてるんだもの」
「あ〜、ごめん。のぼせたかも…」
「のぼせたの?お家のお風呂で?一樹、そんなに長湯した?」
「う〜、そうじゃなくて」

 まだのぼせたままだったのかもしれない。
一樹は樹理が背中を流しに来た際の一部始終を正直に話していた。

「ふぅん。一樹ったら、樹理に感じちゃったんだ」
「そ…そういうわけじゃ…」
「仕方ないわよね。一樹だって男の子なんだもの」
「ね…ねぇさ…ん?」

 その時、ようやく一樹は沙夜の姿に気づいた。
バスローブを羽織っただけの色っぽい湯上がり姿なのだ。
「ね…ねねね…ねぇさんっ!?またそんな格好で…!」
「ねぇ一樹、アタシの事…どう思う?」
「え!?」
ベッドの上で、一樹に覆い被さるようににじり寄る沙夜。
「アタシを初めて見た時…どんな風に思った?少しは…感じた?」
「ど…どんなって…」
「少しは…感じた?」
「は…はいぃっ!?」
バスローブの胸元から覗く谷間が一樹を圧倒。
正常にして健康な青少年には、これはいささか刺激が強すぎる。
「ね…ねぇさん…ちょっと…」
掛け布団がパラリとめくられ、一樹の身体を沙夜が跨ぐ形に。
「ちょっ…ね…ねぇさ…!?」
あまりの事に思わず声がひっくりかえってしまう。
沙夜の瞳が潤んでいる事に気づいた時、沙夜の囁く声がした。

「アタシね…一樹の事…好きよ」
「へ…っ!?」

 スルリとパジャマのズボンがずりおろされる。
突然の暴挙に抵抗する暇すらない。
更に、あまりの事態に、一樹の股間はすっかり元気溌剌。
「まぁ…一樹ったら…もうこんなになって…」
「や…ちょっと…ねぇさ…ん!」
ふいに沙夜のしなやかな指が、布越しに先端に触れる。
「ふあぁぁっ!」
ゾクゾクとした感覚が背筋を這い昇り、一樹は思わずシーツを握りしめた。
「んふっ、どうして欲しいか…言ってね?」
手慣れた様子で、沙夜は下着の上からゆっくりと愛撫を始める。
「く…っ、あぁ…っ!!」
「わぁ凄い。一樹って、こんなに大きくなっちゃうんだ?」
嬉しそうに微笑むと、沙夜は下着の上からそこに唇を触れさせる。
「うあぁっ!?」
「ふふっ、素敵。まだまだ大きくなるのね」
「あ…あぁっ、ね…ねぇさ…」
布越しの感触がかえって淫靡で、一樹はパニック。
はち切れそうになったところで、沙夜は巧みに下着すらも引きずり下ろしていく。
勢いよく顔を出したそれは、ゆっくりと沙夜の口中に吸い込まれた。
「んっ…ちゅっ」
「うあぁぁっ!!あっ…くふぅっ!」

 クラスメイトたちと冗談でSEXの話をした事はある。
年頃の男として興味がなかったわけではない。
まさか憧れの女性、しかも実の姉と、こんな形で体験する事になろうとは。

 初めて会った時の淡い恋心が蘇る。
生まれて初めて胸をときめかせた大人の女性。
その人が実の姉だと知らされて、自分がどれだけショックを受けたか。
どんなに切ない想いをした事か。
それなのに…。

「ふぁっ…はぁっ。んくっ!」

 一樹のそこは、沙夜の舌が這い回るごとに、痛いくらいに張りつめてしまう。
唇を噛みしめて必死に堪えるが、あまりの快感にもうどうしようもない。
全身をぐっしょりと汗が伝い、心臓がドクドクと音を立てる。
涙が出そうなほどに気持ちがいい。
「ふふっ。一樹の…大きい。んちゅっ、熱くって…固くって…、どんどん大きくなって…く…」

 チュッ、チュクッ、クチュチュッ、チュルッ。

「あ…はぁっ…ねぇ…さ…っ!うっ、あぁっ!」
思わず達してしまいそうになって、慌てて背を仰け反らせる。
枕に顔を押しつけ、必死になって絶頂を耐える。
「いい…のよ、一樹。あ…ん、全部…飲んであげる」
AVや、ポルノ小説のようなセリフをリアルに聞かされると、それだけで感じてしまう。
もう我慢の限界。
「あ…はっ…くはぁっ…あっ…んっ、あぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
咄嗟に身体を起こし、沙夜の頭を押さえ付けるようにして、一樹は全身を震わせ、その口内に熱い物を放っていた。
「んぐっ…ふ…んくっ、むんっ…ちゅっ」
苦しげな息を漏らしながら、沙夜は喉を鳴らして精を全て飲み干し、舌先で一樹の先端をチロチロと舐めあげる。
そして残滓に至るまで余さず吸い上げると、嫣然とした笑みを浮かべた。
「ん…ぷぅっ。ふふっ、一樹のミルク…とっても美味しい」
全ての欲望を吐き出した後、一樹はベッドの上で、呆然と天井を見上げるばかり。

 やってしまった。

 初体験で、実の姉にフェラチオをさせた挙げ句、全部飲ませてしまったのだ。
世の男性どもに知れたら、半殺しは間違いないだろう。

 股間を覆う熱い感触に慌てて身を起こす。
「は…うっ!?」
すると、萎えたはずの一樹を再び咥える沙夜の姿があった。
「ね…ねぇさんっ!?」
「あん。んむっ…ねぇ、一樹。ちゅっ。勃たせてあげる…ね」
「えぇっ!?」
頭の中が真っ白になる。
それに反して股間の物はすぐに勢いを取り戻していく。
若いんだからしょうがない…とはいえど、シャレにならない。
「ね…ぇさ…ん…、もぉ…ダメ!」
「あぁん。一樹ばっかり気持ちいいの…ダメよぉ。アタシも…気持ちよくしてぇ?」
「はぁっ!?沙夜…ねぇさん?」
沙夜はそう言うと、ハラリとバスローブの紐を解いた。

「!!!!!!!!!!!!!!!!」

 目の前に見事な裸身が現れる。
下着など一切つけていない、全裸の沙夜。
モデルもかくやのプロポーションに豊かな胸、そして火照る肌。
鼻血が出そうなほどに、刺激的な情景。
一樹の物を咥えたまま、沙夜はくるりと身体を回した。
いたいけな青少年の顔の前に、女性の神秘が曝される。
そこは既にたっぷりと密を含んでヒクヒクと蠢いていた。

「一樹も…舐めて。アタシの事…気持ちよくして…」

 喉の奥がゴクリと鳴る。
誰かが持ち込んだエロ雑誌の写真など物の数ではない。
実物はもっともっと刺激的でエロチックで、そして凶悪なほどに淫靡。
目の前で、薄い陰毛に隠された部分が蜜を含んでウネウネと誘う。
股間の物を吸いあげられる感覚に、身体はどうしようもなく熱い。
理性は既に麻痺しかかっている。
恐る恐る舌を這わせると、沙夜の身体がピクリと震えた。
「ん…ちゅっ…」
反応に気をよくし、徐々に夢中になって沙夜の泉を啜る。
少し酸味のある液体が喉に流れ込んだ。

 夢中でしゃぶるうちに、沙夜がどの辺りを虐めてほしがっているか見当がついて来た。
わざと音をたてて嬲ると、ますます沙夜は乱れていく。
「あぁっ…い…一樹…っ!いぃっ。そこ…あぁっ!」
舌をすぼめて、その部分を重点的に責めてみた。
「ねぇさん。あ、む、凄く…厭らしい…」

 我慢できなくなって、一樹は実の姉をベッドに押し倒した。
唇を重ね、舌を絡ませる。
今までこんなキスなんてした事はない。
ギュッと抱きしめると、沙夜の細い身体は自分の腕のなかにすっぽり収まる。
「ねぇさん!俺もう…もう、我慢…できない…よ!」
「欲しい…の?アタシの身体…欲しい?」
「欲しくて…たまんない」
「アタシ…の中に…入りたい?」
「うん。挿れ…たい…よ」
「いいよ…一樹にあげる」

 沙夜は膝をたてると、一樹の目の前で膝を開いていく。
そこにはたっぷりと濡れた沙夜の中心があった。
ヌメヌメとした淫唇。
唾液と愛液が混じり合って、滴るほどに濡れた秘唇。
ゴクリと喉を鳴らすと、一樹はその中心に屹立した自身を押し当てた。
「い…、挿れる…よ?」
「うん。アタシの中に…来て…」
ゆっくりと先端を沈めてみる。
包み込まれるような泉の中へ、身体は難なく沈んでいく。
「はぁ…ん」
沙夜の艶やかな声が耳元で喘ぐ。
「ねぇさん…、気持ちいい?」
「ん…いい。ね、もっと…奥まで…ね?」

 一度口でされたからか、一樹はすぐに達する事なく、沙夜の中を堪能する事ができた。
うねるように纏わりつく膣壁の淫靡な感触。
蕩けるような愛液と熱さ。
入口でこうなのだから、一番奥まで行ったらどうなってしまうのだろう?
しばらく、入口付近の感触を楽しんでいたが、身体の奥から猛烈な熱が湧き上がって来た。
挿れたい。
もっと奥まで突っ込みたい。
「ねぇさん、最後まで…いい?」
「…うん。一樹を…頂戴。もう…欲しくて…堪らない…の」
「じゃあ…行くよ?」
思い切ってグッと腰を衝きあげる。
それまでとは比べものにならないほどの肉壁の抵抗。
しかし、それが強烈な快感をもたらす。
入口の淫靡とはまた違う感触。
吸い込まれてしまいそうな圧迫感。
「あ…はぁっ…!ねぇさん!い…、すご…くっ!」
「あぁっ。一樹…一樹ぃっ!来るっ!!奥…まで…届いて…!!」
「ねぇさん…!あ…はぁっ!い…、気持ち…いぃよっ!」
「あぁん、一樹の…が…熱くて…あぁっ、いぃっ!」
無我夢中で沙夜の中に腰を突き入れる。
粘液質の音が、身体にまとわりつくように欲情をそそる。
憧れの女性を抱いているという事実が、身体を一層熱く燃え立たせた。
妄想でもなければ、幻でもない。
今、沙夜を支配しているのは自分だと思うと、身体が熱くなる。
「沙夜ねぇさん!!あっ…んっ!凄く…締まるっ!!」
「一樹…一樹…一樹ぃっ!!あぁっ、素敵っ!」
請われるままに沙夜の中を突き上げ、その甘美なまでの悦楽を貪る。
初めて触れた女体はどこもかしこも最高だった。
AVや雑誌などで想像するのとは、まるで違う快楽。
これが身体を繋ぐという事なのだ。
全身の熱が、その一点に注ぎ込まれて行くのを感じる。
爆発しそうだ。
「んっ…くっ…あぁっ!ダメ…だ!逝っ…逝きそ…!」
「射してっ!中に射していいからっ!!一緒に…一緒に逝ってぇぇっ!!」
一瞬、生で出す事に躊躇するが、もう止められない。
「ねぇさんっ!!あぁっ!!凄…っ!!」
「あぁっ!一樹ぃっ!!凄く…熱く…大きくなっ…て、あぁっ!」
「んっ…くぅっ…!!」
沙夜の腰を抱き寄せると、思い切り突き上げた。
瞬間、神秘の泉の奥に、大量の精液が放たれる。
無我夢中で何度も何度も腰を叩き付け、沙夜の中に一滴残らず流し込んでいた。
もうどうにでもなれと、心の中で叫ぶ。
これが罪だとしても構わない。
これほどの快楽を知らないで居たなんて、信じられない。
「あ…はぁ、うぅん」
「ねぇさん…、ねぇさ…ん…」
2人はしばらく抱き合ったまま余韻に身を任せていた。


「ねぇさん、大丈夫?」
沙夜はその唇を一樹の頬に押し当てる。
「うん、平気。一樹ったら…すごく激しいのね。アタシ本気で逝っちゃった」
「本気で?もしかして…俺の事からかって遊ぶ…つもりだった?」
「ふふっ。そんなんじゃないわ。ホントに一樹が欲しかったの」
「俺も…、ねぇさんをこうして抱いてみたかったよ」
「あん…本当?」

 熱い息をもらしながら、沙夜は一樹の頭を抱き寄せた。
沙夜の胸に顔を埋めるようにしながら一樹はゆっくりと乳房をこねあげる。
一年前、教師と生徒として初めて会った日から、ずっと空想と共にあった恋情。
姉弟だと知った時に諦めたはずの情欲。
誰にも言えないけれど、何度空想の中で抱きしめただろうか。
そんな程度の昂奮など消し飛ぶほどの快楽と絶頂。
けだるい身体がその全てを現実だと知らせてくる。

「少なくとも、うちのクラスの連中はみんなそう思ってるはずだよ」

 沙夜の豊かな胸に唇を押し当て、そっと吸ってみる。
すぐに桜色の花弁が白い肌の上に現れた。
白い肌に紅い痕を残した事で、余計に一樹の身体は熱くなる。
「あ…ん。一樹も…そう思ってた?」
「うん。だけど…ねぇさんだから、俺は無理だと思ってた」
乳首を口に含んで舌で転がすと、沙夜は鼻を鳴らしてよがった。
「ん…ふっ。姉弟…だって、ちゃんと…気を付けてれば、あぁん、大…丈夫よ」
「そう?ねぇさんって…案外、淫乱なんだ?」
「ふふっ。淫乱なアタシは…嫌い?」
「ううん。大好きだよ」
くすくすと笑いながら、唇を触れあわせる。
すぐにチュクチュクと舌が絡み合う。
今更躊躇っても仕方ない。
一度たががはずれてしまえば、もう元には戻れないのだから。
2人とも、己の欲望に身を預け、禁断の行為を楽しむ事にしたらしい。


 樹理がよく眠っている事を確認してから、こっそりとシャワールームに戻る。
「一樹、んふっ、アタシが洗ってあ・げ・る♪」
沙夜はボディソープをたっぷりと泡立てると、泡を胸にまぶし、ヌルリと一樹の背中に密着。
こうされるだけで、またゾクゾクとした快感が身体を駆けめぐる。
「あは、一樹ったら、ここは立派に大人なのね。素敵」
前に回された沙夜の指先が一樹の股間を丹念に洗い上げていく。
洗われているのか手淫されているのかよくわからない気持ちのよさ。
思わず一樹は身を震わせた。
「ふ…あぁ、ねぇさん…って、お嬢様のくせ…変な事…知ってんだ?」
「あら、家柄がよければ下世話な事は知らない…なんて…世の男の幻想よ」
「あはっ。それもそうか。お嬢様は淫乱じゃないなんて決まり…ないもんね」
すっかり勃ちあがった一樹に満足し、沙夜は前に回り込んでくる。
「あぁん、美味しそう」
シャワーで泡を洗い流すと、沙夜の紅い唇がぱっくりとそれを咥える。
「んっ…はぁっ!」
初めての夜だと言うのに、もう何度達した事だろうか。
口で、指で、性器で、肉欲の限りを尽くす。
実の姉弟で姦淫する宗教的罪悪も生物学的弊害も知らないわけではない。
だが、この甘美な悦楽をいますぐやめるなど無理だ。
若さゆえの過ちというやつは、止めようとしたって止められない。
「くっ…ねぇさ…ん!」
まもなく絶頂に達すると見てとった沙夜は、一樹を今度は豊かなバストに挟み込む。
クニクニと揉みながら、先端を舌で丹念に刺激する。
「ん…はぷっ、こうすると…気持ち…いいんでしょう?んちゅっ、どう?」
「あ…ふっ…気持ち…い…よ!」
フェラチオにパイズリとは、もう夢のようなサービスとしか言いようがない。
「ダ…メ。もぉ…っ!ふぁっ!!」
堪えきれずに迸った熱い液体が、沙夜の胸と顔を汚す。
「あん…。すごく…たくさん」
「は…はは、なんだか…またのぼせそうだ」
一樹は苦笑しながら、自分の精液で汚れた沙夜の頬にキスをした。


 明け方まで一樹は沙夜の肉体を堪能する。
沙夜はどんな体位でも応じ、その都度新たな快楽を一樹に与えてくれた。
たった一晩で、一樹はすっかり女性の身体を知り尽くしたと言っても過言ではないほど。
既に弟でも姉でもなく、ただの男と女として互いの肉体を貪る。
指先で、繋がった部分の周囲を丹念になぞり、敏感な突起をクリクリ転がす。
ビクリと身体が反応すると、膣の奥がギュッと締まって堪らなく気持ちいい。
一樹は既に、沙夜を弄び、泣かせてみせる余裕すらできていた。
「あ…ん、一樹、一樹、やだ。苛め…ないでっ」
「ふふっ。じゃあ…ねぇさんが動いてよ?」
「んっ。あぁっ…!意地…悪ぅ。はぁっ…あぁっ…一樹ぃっ!あぁん!」
腰の上で、沙夜は艶めかしく身体をくねらせた。
泣きそうな表情だが、その中には愉悦の色が確かにあった。
「気持ち…いいよ、ねぇさん」
「アタシ…アタシ、あぁっ、一樹っ、来てぇっ!熱いの…いっぱい…、中にちょうだ…い!」
「いいよ。奥に射してあげる」
沙夜の中心に向けて激しく腰を突き上げる。
再び、沙夜の奥に大量の欲望が放たれた。
「んっ…はっ…あぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 ぐったりと一樹の腕に倒れ込む沙夜の身体を優しく抱き寄せる。
繋がったままの部分は、ビクビクと痙攣し、それでも一樹を放そうとしない。

「ねぇさん…?もう逝っちゃった?」
「ん、一樹…ぃ、凄いんだもの。こんなの…初めて…」
「だって、ねぇさんがよすぎるんだ。俺、毎日だってシたいかも…」
柔らかな沙夜の身体を抱きしめると、その腕にもたれるようにして沙夜が身を預けてきた。
「嬉しい。それじゃあ一樹、これからもシテくれる?」
「うん。沙夜ねぇさんが俺でいいならね」
「一樹、好き…」
「好きだよ、ねぇさん」
2人は長い長い口づけを交わし、抱き合ったまま眠りについた。


 目が覚めた時、もう沙夜の姿はなく、一樹はぼんやりと天井を見つめていた。
あのめくるめく行為は夢かとも思った。
だが、床に丸めて落とされたパジャマと下着、身体中に残る感触、肌の紅い痕が事実を語る。
同じ物が沙夜の身体にもいくつも残っているはず。
そう思うだけで一樹はとても満たされた気分になった。

『一樹おにぃちゃぁん、ねぇ、いつまで寝てるのぉ?』

 ドアの外から樹理の拗ねたような声が聞こえてくる。
「あ…あぁ、ごめん。今起きたとこ」
さすがに、一樹個人の部屋には、いきなりドアを開けて入ってくるという事はしないらしい。
時計を見ると既に10時を回っていた。
「ありゃ。随分…頑張っちゃったからな」
苦笑しながら下着とシャツを身につける。
家にいる時は大抵綿シャツにジーンズというのが一樹のスタイル。
手早く着込み廊下に出ると、樹理が夕べと同じタンクトップに短パンという姿で待っていた。

 さすがに風呂場ではないのでそんなにドキドキする事はない。
というより、沙夜を抱いたせいで気持ちにゆとりができたのだろうか。
「一樹おにぃちゃんって…いつもこんなに遅いの?」
「いや、夕べちょっと遅くまで起きてたから…」
「ふぅん。ねぇ樹理お腹すいちゃった。何か作ってぇ」
ちょっと目眩がする。
中学生なんだから、そのくらい1人で何とかしてくれよ。
まったくこのお嬢様は。
「ねぇさんは?」
「おねぇちゃんはまだ寝てるよ」
「あ、そ…」
まぁ、それは責めないでおこうと一樹は内心で呟いた。
自分だって足元が何となく心許ない。
ちょっと夢中になりすぎたかもしれない。


「ねぇさん、沙夜ねぇさん。起きてよ」

 布団の上から揺するが、沙夜は布団をかぶったまま出てこようとしない。
「ん〜。眠いのぉ。もう…ちょっと…」
「もぉ…ダメだよ。そろそろお昼なんだから。布団も干したいし、起きて…」
「やぁだぁ、寝る…もん」
「ん〜、しょうがないなぁ」

 ふと、悪戯心が沸き起こる。
一樹は片手をそろりと布団の中へと差し入れた。
指先が素肌に触れる。
どうやら全裸で寝ているらしい。
「夕べのまんま…か」
その股間にスルリと指を滑らせると沙夜がビクリと身体を震わせる。
指は難なく茂みにたどり着き、泉へと滑りこんだ。

「ふ…ぁ?」

 沙夜の膣に中指を潜らせると乱暴にかき回す。
感じやすい部分は、夕べしっかりと覚え込まされた。
「ひゃうっ。あ…あぁっ…ふあぁぁっ!」
チュクチュクと粘液質の音が布団から漏れた。
「あふぅっ…くんっ、あぁぁっ!一樹…やぁだぁ…んぅん」
「やだ…じゃなくて、ほら、目が覚めたでしょ?もう起きる時間だよ」
手を引き抜くと、沙夜の蜜に濡れた指を舌でペロリと舐め取る。
夕べの行為が生々しく思い出されてちょっと身体が熱くなった。

「あぁん、一樹の意地悪ぅっ」

 モゾモゾとベッドから顔を出した沙夜の目の前に、ズイと目覚まし時計が差し出される。
「えぇ〜っ!?もう12時回ってるのぉっ?」
「そうだよ。目が覚めた?」
布団から現れた沙夜の身体には夕べの痕跡がそこかしこに残っていた。
それを目にした一樹はちょっとだけ紅くなる。
「樹理はぁ?」
「部活に行ったよ」
「あ〜、そっかぁ。今日は昼から…って言ってたっけ?」
ふいに沙夜の腕が一樹の首にまきつけられた。
全裸の美女に抱きつかれるなど、昨日までの一樹だったら卒倒していた事だろう。
やはり既成事実は強い…のか?
「ね…ぇさん?」
「おはようのキス♪」
苦笑しながら一樹は沙夜の唇に自分の唇を重ねた。
夕べの余韻そのままにたっぷり口内を味わってから離す。
「あ…ふぅっ。一樹ってば。キスまで上手になっちゃって」
「だって、ねぇさんが何度もねだるから…」
「んふっ。だって一樹って本当に上手だったんだもの」
「ねぇさんがそうしたくせに…」
上手もなにも、一樹にとって夕べが初体験。
当然、ごく一般的な男子高校生程度の知識しかなかった。
だが、沙夜に何度もねだられ、様々なアプローチを試され、すっかり身に付いてしまったらしい。
「あんなに燃えたの…初めてよ。ねぇ一樹?」
「何?」
「今から…しよ」
「へ?」
「一樹が悪いのよぉ。いきなりあんな風に起こすんだもの。めちゃくちゃ感じちゃったんだからぁ」
「できれば俺布団干したりしたいんだけど?」
「んもぉっ!意地悪ぅ!」
「ねぇさんがすぐ起きないのが悪いんだろ〜っ!?」

 渋々布団から出て服を身につける沙夜を横目に、一樹はさっさと布団を運び出す。
「ん〜っ。いい天気だなぁ」
ベランダで布団を干し終わったところで、大きく伸び。
さすが億ションのオープンテラス。
何とも言えず気持ちのよい風が吹き、日当たりも良好。
父と2人で狭い社宅に住んでいた頃を思うと、天国のようだ。
ってか、それ社長令息の生活じゃないぞ。

「い〜つ〜きっ♪」

 沙夜が背中から抱きついてきた。
さっきよりはマシかもしれないが、相変わらずキャミソール一枚の悩ましげな姿。
「うわっ!?」
「ねぇ、アタシ、お腹減っちゃった」
「キッチンにちゃんと用意しておいただろ。トーストとハムエッグ」
「うん。それは食べた」
「だったらなんでお腹が…って、ねぇさんっ!?」
いつのまにか沙夜の手がジーンズのジッパーをおろしている。
「一樹のコレが食べたいんだもん♪」
潜り込んだ手が一樹の股間をまさぐった。
「くっ…ふぁっ。ねぇさ…、ダメ…」
「うふふ。もう固くなってきてるぅ♪」
「こんな…とこで…」
「大丈夫よ。マンションの15階を誰が覗くって言うの?」
「いや、そういう問題じゃなくて…」
「一樹のコレが…欲しいの。もぉ食べちゃいたい」
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