ちょいちょいアシスタントを雇う実験をしているのですが、やっぱりダメです。ぼくのスキルレベルでは「人を使う」ことができないのが露呈しました。
指示を出すのが苦手
この2ヶ月半ほど、寄稿もしていただいている牧田さんにアシスタント的に動いてもらったのですが、いつの間にかこちらからタスクを出すことができなくなってしまいました。最初のうちは頑張ってタスクリストを出して、確認&フィードバックしていたのですが、途中で体力がなくなりました。ごめんなさい牧田さん…。
根本的にぼくは他人に仕事を振ることが苦手なようです。いいかえれば人を頼るのが苦手なのでしょう。さらにいえば、コミュニケーションをめんどくさがってるとも言えます。自分でやった方が早い気がしちゃうんですよね。
そんなわけで、今回、よく分かりました。
自分のコピーを増やそうとするからいけないんですね。「自分ができること」を他人にやってもらおうとすれば、そりゃ手間も増えるし、自分でやった方が早いです。
ぼくのような人種は、誰かに仕事を手伝ってもらう場合は「自分にはできないこと」を依頼するべきです。いいかえれば「分業」を意識するということです。編集者の方とはコミュニケーションがうまくいっているのですが、それはまさに、「分業」だからなのでしょう。
やりたいことは色々あるので猫の手も借りたい状況なのですが、関わってもらう人には、ぼくとは違う専門性を求めることにします。全面的に委任できて、指示を出す必要がなく、むしろぼくが指示を受けるようなかたちで、コミュニケーションが図れる人が理想です。
多分、人間には「指示を出すことが得意な人」と「指示を受けるのが得意な人」がいるんでしょうね。ぼくは間違いなく後者です。が、アシスタントを雇うということは、自分が指示を出すということであり、これはまさにぼくが徹底的に苦手なことです。
嬉しいことに「仕事を手伝わせてください」というオファーはちらほら頂くのですが、ぼくは教育する余裕も指示を出す技量もないことが判明したので、大変傲慢ながら、関わって頂く場合は高い専門性・自発性を求めるようにします。その方がお互いにとってハッピーなので…。
特段のオチもない記事ですが、とりあえず意思表明として。人を使えるようになりたいものです。10年後には身に付いているといいなぁ。
関連本はこちら。いやはや、まさにぼくですね。