本日、知人が訪ねてきまして、話の中で思い出しました物を下記、貼り付けてみます。(去年の原稿です)
資料14 杜甫の詩「曲江」(「古稀」の語の出典) 曲 江 杜 甫 朝 囘 日 日 典 春 衣 (通釈)朝廷から戻ってくると、毎日のように春着を質に入れ 毎 日 江 頭 盡 醉 歸 いつも、曲江のほとりで泥酔して帰るのである。 酒 債 尋 常 行 處 有 酒代(さかだい)の借金は普通のことで、行く先々にある。 人 生 七 十 古 來 稀 この人生、七十まで長生きすることは滅多にないのだから、 穿 花 蛺 蝶 深 深 見 今のうちにせいぜい楽しんでおきたいのだ。 點 水 蜻 蜓 款 款 飛 花の間を縫って飛びながら蜜を吸うアゲハチョウは、奥のほうに見え、 傳 語 風 光 共 流 轉 水面に軽く尾を叩いているトンボは、ゆるやかに飛んでいる。 暫 時 相 賞 莫 相 違、 私は自然に対して言づてしたい、「そなたも私とともに流れて行くのだから、ほんの暫くの間でもいいから、お互いに愛(め)で合って、そむくことのないようにしようではないか」と。 以上の資料は25年にHPから拝借し追加しました。
高齢化社会と云われだして久しいですが「古希」の謂れ「人生七十古来稀なり」ですが、今から千年以上前の唐の時代杜甫の詩(上記)から生まれたものだそうです。 昔は70歳まで生きる人は稀だったので、そのお祝いをするのが今の「古希のお祝い」です。
日本でも第一会生命表の平均寿命は、明治24年から31年にかけては・男42,8年、女44,3年。 昭和10年から11年(第6回生命表)では、・男46,92、女49,63.
これが、大東亜戦争後に急に平均寿命が延び始、平成23年では・男79,4歳、女85,9歳(厚生労働省)。
今は、古稀の祝いは90歳、100歳くらいにしても良いくらいですね。
高齢化社会になっている現状では社会保障や医療費などなど、色々な問題が起きております。
団塊世代の自分達がこれから大挙して高齢者の仲間入りをします。 いかにして健康な生活をしていくか等々を心がけ、また個々人が残りの人生で国の為(子孫の為)に何をしていくのか、という課題が出てきます。
先ずは・健康。これは食材、食事の癖、等々と精神性も含めて生活全般の見直しが重要ですね。
次に・国防の意識を持つこと。(平和を維持しなくては今の生活はありません。)
この二つはTV,新聞、雑誌、評論家などマスコミ関係者の無責任な言動によって長年にわたり歪められてきました。彼らの多くが世間に媚諂う思考の為なのでしょう。
政治家も含め外交でも良い人を演じて、それが諸外国に褒められるとでも思っているのか、そのような言動をくりかえす。(対中、対韓にはみっともない対応を繰りかえりている。)
教育現場でも横並びのような事を子供に強要してきたおかげで、やたらと周りに表面的に気を使う個性のない人間が増えてしまった。(杓子定規の「有り難うございます」を連発する。そのように躾けられたのでしょう。) 日本中で今を無難に過ごそうと御身大切とばかりの風潮となっている。 下記御製、参考にしてください。 明治天皇御製 呉竹のなほき心をためずして ふしある人におほしたてなむ
李登輝元台湾総統ではないが、「日本人は武士に」の一言に尽きるのでしょう。平成24年4月 記述
平成24年4月 記述文より転写
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