スカイツリー:5月に3〜10時間の試験放送実施
毎日新聞 2013年05月01日 17時48分(最終更新 05月01日 18時39分)
東京スカイツリーの電波障害問題で、NHKと在京民放5社は1日、東京タワーからスカイツリーへの電波塔機能の移転に向け、3〜10時間の長時間の試験放送を行うと発表した。障害は10万件を超えており、対策工事を急ぎ、5月下旬の移転を目指す。
放送日時は、14日午前9時から3時間▽18、21日午前9時から6時間▽24、26日午前9時から10時間。他に25日までほぼ毎日、短時間の試験放送を行う。
コールセンターへの相談は、4月30日までに約31万8000件あり、10万7656件の障害が判明。8割の世帯で工事を終える見通しが立っている。新聞広告なども含めた対策費はチャンネルごとに各局が均等に負担。5月末までに全局合わせて約100億円に上る見通し。