【13日】
●銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で、命をかけて走っていくときに、どこかで休息をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要なのは誰だって分かる(昼、記者団に)
●慰安婦制度じゃなくても風俗業は必要だと思う。沖縄の普天間に行ったときに、司令官に「もっと風俗業を活用してほしい」と言った。性的なエネルギーを合法的に解消できる場所はある。真正面から活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをきちんとコントロールできないじゃないですか(夕、記者団に)
【14日】
●アメリカはずるい。アメリカは一貫して公娼(こうしょう)制度を否定する。しかし米軍基地の周囲で風俗業が盛んだったことも歴史の事実(ツイッターで)
【15日】
●僕は日韓基本条約があるから、すべてこれで終わり、後は話しませんというつもりはない。法的賠償は難しいにせよ、きちんとした配慮はしていかなきゃいけないという思いがあるから。僕は慰安婦の方を傷つけているとは一切思っていません(昼、記者団に)
●もっと本気になって米兵の性的な欲求をコントロールしてくださいと言った。(風俗業が)必ず必要ではなくて、そういう活用も考えられると言った(昼、記者団に)
【16日】
●当時は(慰安婦が)必要だったと考えられていたんでしょうけど、とんでもないことですよと。こういう制度があったのは申し訳ないし、恥ずべきことだ(朝、テレビ番組で)
●米国のとらえ方とか宗教的な価値観とかそういうところでそのワード(風俗業)を出すのは不適切だった。女性の人権を蹂躙(じゅうりん)しているのではないかという批判は真摯(しんし)に受け止める。(発言を撤回しないのかとの質問に)「不適切」で十分じゃないですか(夕、記者団に)
【17日】
●「女性の人権を」と言うなら、アメリカも何をやったかを直視してほしい。世界各国で、戦場の性において女性を活用していたのは厳然たる事実。日本だけを非難することで自国がやったことにふたをするのではなく、自分たちがやったことについても真摯に直視してもらいたい(夜、記者団に)
【21日】
●僕がいま主張していることは本当は自民党が言わなきゃいけない。日本は慰安婦問題を受け止めなければいけないのに自民党では責任を否定する人たちがいる。世界各国が過去を直視し、女性の人権を尊重する世界をつくる。この主張のどこがおかしいのか(昼、市議会委員会で)
【23日】
●(河野談話について)国家的な意思として(慰安婦を)拉致し、強制連行したことを認めたのか認めていないのか、はっきりしない。だから慰安婦問題が解決しない。ごまかさずに明確化してほしい(昼、記者会見で)
【24日】
●(面会が中止となった元慰安婦の2人に)全体の趣旨をきちんと直接お伝えしたかった。僕自身が慰安婦制度を「必要」だと言ったわけではない。僕の誤解を生んだ発言で傷ついたということであれば、その点は本当におわび申し上げます、ということはきちっと伝えたかった(夕、記者団に)
●僕の不適切な発言によって不快な思いをされたと思う。27日の特派員協会の会見で、アメリカ軍、アメリカ国民のみなさんにきちんとおわびをしたい(夕、記者団に)
【25日】
●(米軍と米国民に)きちんとおわびと発言の撤回は27日(の会見で)、しっかりしなければいけない(朝、テレビ番組で)
●日本の自衛隊はすごいと思う。日本の自衛隊はこういうこと(女性の人権侵害)の話は出てこない。日本以外は各軍がまだ同じようなことを繰り返している(朝、テレビ番組で)
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朝日新聞官邸クラブ